■評論家が「中川大志との結婚はプラス」と言うワケ

 事務所の看板女優として超多忙を極め、“馬車馬状態”にも見える橋本――現状と今後について、芸能評論家の三杉武氏はこう解説する。

「橋本さんは、福岡県のローカルアイドルを経て東京に進出し女優に転向してから、ほぼ休みなしで働いていますが、それは彼女が仕事や芸能界が大好きだからなのでしょう。適応障害で2021年5月に休養するも同年9月に復帰した深田恭子さん(42)のように、休むより仕事している時の方がメンタルが安定するタイプなのではないでしょうか。

 また橋本さんは、福田雄一監督(57)や小栗旬さん(42)、ムロツヨシさん(49)など人脈も幅広い。上京後に独り暮らしを開始する際には彼らが家電を買ってくれた、というエピソードもありますよね。仲間も多く、俳優業が充実しているのではないでしょうか」(三杉氏、以下同)

 また、パワハラ疑惑については、

「橋本さんは、良くも悪くもプロ意識が高い人。そのために周囲に求めるハードルが高くなり、あたりも強くなってしまうところはあるかもしれません。

 パワハラ報道を巡っては、橋本さんは世間からの声より、真偽はともかく、情報が身内からマスコミに流れたことにショックを受けているのではと思われます。最近も、そうしたことが感じられる報道がありましたよね」

 4月上旬、都内ではテレビ朝日主催のメディア関係者向けの非公開の懇親会が開催され、同局の連ドラ『天久鷹央の推理カルテ』に主演する橋本も参加していたという。

 4月6日配信のWEB版『女性自身』によれば、橋本はその懇親会で、司会者から「今日は皆さん“記事掲載”はしないのでここだけの話を」と振られるも、間髪を入れずに「“ここだけの話”でも、あまり話せませんよ……」と、苦笑したとのこと。パワハラ報道を受けて、“身内”であっても“ぶっちゃけトーク”をしづらくなったのでは、と報じられた。

「そうした話もある橋本さんですが、中川さんとの結婚に関してはマイナスにはならないと思います。確かに男性ファンはショックを受けるかもしれませんが、現在の橋本さんはCM業や『NHK紅白歌合戦』の司会業などもあり、ファン層は幅広いですからね。

 それに、お相手の中川さんも、業界内外で好感度が高い人ですよね。作品作りにストイックで情熱的だし、若いスタッフと作品について飲み会で熱く語ることもあるそうで、業界内ではナイスガイだともっぱらです」

 中川と結婚してからも、橋本はこれまでのように過密スケジュールで働くことになるのだろうか。

「結婚や出産を機に、現在ほどはハードワークではなくなるかもしれませんね。ただ、近年の女優は、2児の母である北川景子さん(38)や石原さとみさん(38)のように、復帰して普通に仕事をする人が多いですよね。もちろん、夫のサポートは必要でしょうが、それも同じ俳優である中川さんなら可能なのではないでしょうか。

 その意味でも、“自分の仕事が分かっている相手”である同業者の中川さんと結婚するのは、橋本さんにとって良いことだと思われますね」

 ハシカンの超多忙生活はまだ当分続きそうだが――ラブラブな同棲状態にあるという中川との結婚を機に、ライフスタイルは変化するのだろうか。

三杉武(みすぎ・たけし) 芸能評論家
早稲田大学を卒業後、スポーツ紙の記者を経てフリーに転身。豊富な人脈をいかし、芸能評論家として活動している。多くのニュースメディアで芸能を中心にしたニュース解説を行ない、また「AKB48選抜総選挙」では“論客”とて約7年間にわたり総選挙を解説してきた。