■「外出時の熱中症対策」、"頭部の温度上昇を抑制する"のは

 第5位(4.0%)は、ネッククーラー・ネックファン(首掛け扇風機)、保冷剤・凍ったペットボトル。

 ネッククーラーは、プレートによって首を直接冷やし、ネックファンは首元から顔の周辺にかけて風を送ることで体感温度を下げるグッズ。首回りは太い血管が多いので、ここを冷やすこと効果的に涼を得ることができる。

 一方、ネックファンは髪の毛が巻き込まれるというトラブルが報告されているため、ロングヘアの人は羽がないブレードレス方式の商品を選ぶのがいいかもしれない。

「普段より涼しく、快適に感じた」(32歳/男性/会社員)

「少しは冷たくなる」(46歳/女性/会社員)

 保冷剤・凍ったペットボトルは、結露ができたり冷たすぎたりするため直接肌に当てず、タオルなどで包んで使用するのがおすすめ。太い血管が通っている脇や首に当てて血液を冷やすことで、より効果的に体を冷やすことができる。冷たすぎる保冷剤は凍傷になる可能性もあるので、長時間同じ場所に当てないように注意しよう。

「ひんやりしていてリフレッシュできる」(32歳/女性)

「ほてった体を手っ取り早く冷やすことができる」(44歳/女性/会社員)

 第4位(7.0%)は、帽子をかぶる。

 帽子は熱がこもりやすい頭部の温度上昇を抑制するのに効果的。日傘が差したくても、子ども連れだったり、荷物が多いときには手軽に使える。一方で汗もたまりやすいので、通気性の良いメッシュ素材や吸水速乾に優れたものを選ぶこともポイント。

 また、帽子をときどき外して汗の蒸発をうながすことも心がけたい。ツバの広い帽子を着用すれば、顔の日焼けを防ぐこともできて一石二鳥だ。

「最低限、日差しを避けられるし両手も空く」(38歳/女性)

「頭が熱くならないというのが良い」(42歳/男性/会社員)

「頭を守り、暑さを和らげられる」(41歳/男性/会社員)

「少し涼しく感じ、顔の日焼け対策にもなる」(47歳/女性/パート・アルバイト)

■「外出時の熱中症対策」ランキング
1位 日傘
2位 水分補給
3位 日陰を歩く
4位 帽子をかぶる
5位 ネッククーラー・ネックファン
5位 保冷剤・凍ったペットボトル等
7位 ハンディファン
7位 外出を控える
9位 涼しい服を着る
9位 塩飴や塩分補給タブレット

以下のリンクから「外出時の熱中症対策」1~3位の理由とコメントをチェックできる。

1~3位はコチラ