今田美桜(28)が主人公を演じるNHK連続テレビ小説『あんぱん』の第92話が8月5日に放送された。同回では、今田演じる主人公の妹役でレギュラー出演している原菜乃華(21)の可愛らしい衣装や歌声が大きな注目を集めた。
【以下、『あんぱん』ネタバレを含みます】
『あんぱん』は国民的キャラクター「アンパンマン」の産みの親である漫画家・やなせたかしさんと小松暢(こまつ・のぶ)さん夫妻がモチーフ。今田が暢さんをモデルにしたヒロイン・朝田のぶを、北村匠海(27)がやなせさんをモデルにした柳井嵩を演じている。
原が演じているのは、主人公の妹で朝田家の末っ子・メイコ。以前からラジオ番組『素人のど自慢』への出演を夢見ていたこともあり、朝田家の次女・蘭子(河合優実/24)の転勤を機に一緒に上京。第92話で、銀座のカフェの女給として働き始めた。
同回の後半では、メイコが初恋の人・辛島健太郎(高橋文哉/24)と約2年ぶりの再会を果たしたり、作曲家・いずみたく氏をモデルとした、いせたくや(Mrs.GREEN APPLE・大森元貴/28)と出会い、メイコの歌の練習に付き合う流れになったり。全体的に彼女の活躍が目立つ回だった。
「カフェの制服は、ヘッドドレスもついた、緑色のメイド服のようなデザイン。これまでも原さんはゴスロリ衣装やウェディングドレスなど、多くの衣装を着こなしてきましたが、今回『あんぱん』で披露したメイド服姿も抜群に似合っていると評判です」(女性誌編集者)
メイコのメイド姿には、
《めいこちゃんの仕事姿かわいすぎあのメイド服の喫茶店センス良》
《後半はメイコの独壇場だった。ウエイトレスの制服コス、健太郎と再会した時のわかりやすい固まりっぷり、ラストでいせたくやに健太郎への恋心を指摘された時の恥じらいようw》
《すごく自然にメイコがみんなの溜まり場に就職してたの笑ったw緑の制服かわいいねえ》
といった、絶賛する声が多く寄せられている。
また、『のど自慢大会』の件もあるように、原演じるメイコは「天真爛漫で歌うことが大好き」というキャラクター。これまでも家事をしながら歌う姿に《歌唱力バツグン》《伸びやかで清らかなソプラノの歌声》などの声が寄せられていたが、今回はいせ(大森)の弾くピアノに合わせ、当時の流行曲『東京ブギウギ』を披露した。
「ただ、今回の原さんの歌唱シーンには、“下手に聞こえる”など厳しい声もありましたね。もっとも、メイコはピアノ伴奏に緊張している感じだったし、歌唱後、いせに“リズムに乗って”“おなかにグッと力を”など指導を受けるシーンもあった。ストーリー展開的に、意図的にクオリティを下げていたのかもしれません」(前同)