■原菜乃華は昨年の映画で歌唱力が評価されたばかり

『あんぱん』でのメイコ(原)の歌唱力には、

《メイコちゃん歌がうますぎて一生聴いていたい》
《のびのびしていていい声》
《メイコは「素人」だけどさ、あんだけ歌が上手いって皆に持ち上げられてるキャラだからね‥下手に聞こえるのはあかんと思うのよ。個人的には、歌い方が現代風だし、音が下から入ってずり上がったりするし、そんなに下手ではないが決して上手くは‥という感覚。歌い方が現代風なのは、役者さん本人には罪はないけどね》
《メイコちゃんやっぱりどちらかというと下手よ…昭和の歌手の歌唱力は本物やったから歌手は無理》

 など多くの声が寄せられているが――、

「原さんは舞台やアニメ声優といった“声”が重要なジャンルでも仕事の実績を積み重ねていることもあり、歌での表現力でもそれが生かされていると言われています。

 特に、2024年に実写ドラマ・映画化された『【推しの子】』(AmazonPrimeビデオ)で見せたパフォーマンスは原作ファンからも絶賛されていて、説得力のある演技を見せていました。歌唱力が高いのは、間違いないのではないでしょうか」(前出の女性誌編集者)

『【推しの子】』は、原作:赤坂アカ氏、作画:横槍メンゴ氏による漫画作品。突然の死を遂げた天才アイドル・アイの死の真相を探るべく、アイの隠し子である双子の兄妹が“芸能界の闇”へ踏み込む物語。実写版は櫻井海音(24)主演で制作され、原はヒロイン・有馬かな役で出演。天才子役だったが旬を過ぎてしまい、紆余曲折あって3人組アイドルグループ・B小町のメンバーに――という役である。

「原さんが演じたかなは、カラオケで97点を出したこともあるような歌唱力を誇り、B小町でもセンターを担当。原さんは、楽曲ごとに感情を変化させる繊細な演技や、歌とダンスを含めた総合的なライブでのパフォーマンスなどが大絶賛されました」(前出の女性誌編集者)

『あんぱん』視聴者の間でも、

《実写版『推しの子』で有馬カナを演じた、原菜乃華さん。(可愛い&歌うまい)朝ドラ『あんぱん』で主人公の三姉妹の三女を演じているけど…目がキラキラして、本当に可愛い》
《原菜乃華さん歌上手いなと思っててよく考えたらB小町のセンターでした》
《原菜乃華ちゃん、さすが歌も上手いし、有馬かな思い出した。 #朝ドラあんぱん》

 といった声が上がるなど、原は『【推しの子】』での歌唱力が評価されているのだ。

 5月13日配信の『マイナビニュース』にて、『あんぱん』制作統括の倉崎憲氏は、メイコの歌好きは、原がキャスティングされたことで決めたと明かしている。

《NHKの別番組で収録に来られていた時に、楽屋に挨拶に行ったら歌やダンスの練習をされていて。原さん自身も歌が好きというのは聞いていたので、中園さん(脚本担当の中園ミホ氏)たちとも話をして、なるべく歌唱シーンを入れられたらいいよねということで、歌うキャラにしました》

 原の歌唱力は、『あんぱん』制作陣の間でも有名だったようだ。