■新事務所の取締役にくりぃむしちゅーが就任

 渦中のO氏は7月25日配信の『デイリー新潮』の直撃に対し、《中抜きとか、していませんから》と明かし、《くりぃむしちゅーのギャラの取り分は75%もあった》と反論している。

「O氏も反論をしていますよね……。今回、特にマツコさんがO氏に対して憤っていると報じられていますが、テレビ番組にCMにと芸能界トップクラスの大活躍ですからね。

 親友のミッツ・マングローブさん(50)が“マツコは年収20億円”と漏らした際にも、マツコさんは“その10分の1ももらってない”と否定していましたが、マツコさんほどの大活躍で年収2億円未満というのはたしかに業界的にも驚きですからね。

 また、有働さんの仕事を巡っても、テレビ局が事務所サイドに払っている額をO氏は有働さんに過少申告していたという話も、局関係者の間では言われています。くりぃむしちゅー、マツコさんだけではなく多くのタレントが“被害”に遭っていたという疑惑があるということですね」(前出のワイドショー関係者)

 マツコのみならず、くりぃむしちゅーや有働らも足並みをそろえ、10億円前後の損害賠償請求に踏み切る予定だと報じられているが――。

「マツコさんだけでなく、上田さんもO氏に対して怒り心頭だと聞こえてきています。また、事務所に関してですが、当初はナチュラルエイトという屋号を残して“頑張っていこう”という考えだったといい、O氏の社長退任後には上田さんと有田さんがナチュラルエイトの取締役に就任しました。

 この新体制で再スタートを切ろうとし、くりぃむしちゅーの2人が音頭を取って所属タレントが集結した決起集会も開かれたといいますが……その後、“やはりこの屋号ではやっていけない。ナチュラルエイトのまま活動を続けたくない”という結論に至ったようですね。

 そこで新事務所・チャッターボックスを設立し、同社の取締役にも上田さんと有田さんが就任。ナチュラルエイト時代のO社長の悪事を告発するという感じで、タレントらが一致団結して事を進めていると関係者の間では話されていますね」(前同)

 新事務所を設立して新たなスタートを切ることになったくりぃむしちゅー、マツコ、有働ら。日々の忙しい仕事と並行して、O氏への訴訟の準備を粛々と進めているのだろうか――。