芸能事務所「ナチュラルエイト」の前社長・O氏に対し、かつて同社に所属していたくりぃむしちゅー上田晋也(55)と有田哲平(54)、マツコ・デラックス(52)、有働由美子(56)らが損害賠償請求に踏み切る予定だと8月5日発売の『女性自身』(光文社)が報じ、波紋を呼んでいる。

 その原因となったのは、くりぃむしちゅーの元敏腕マネージャーとして知られたO氏を巡る金銭トラブル。2009年に事務所を立ち上げたO氏がタレントのギャラを繰り返し中抜きし、横領していた疑惑が浮上していると今年1月、『週刊文春』(文藝春秋)が報道。

「24年末にO氏が突如として社長を辞任したのも金銭トラブルが原因だとされ、『週刊文春』以外にも複数のメディアが疑惑を報じました。

 そんななか、7月11日にくりぃむしちゅー、マツコさん、有働さんらが新事務所『チャッターボックス』を設立し、ナチュラルエイトの所属タレント全員が移籍したことが発表されたんです」(ワイドショー関係者)

『女性自身』によると、マツコは一連の疑惑が出る前からO氏周辺のカネの流れを独自に調査していたという。24年時点で自身が集めた証拠を突きつけたことで、O氏は事務所を辞めざるを得なくなったとされ、“足りない”と見られるギャラは全タレントの総額で10億円を超える可能性もあると記事では伝えている。