今年2月に増員し8人体制となったアイドルグループ・timeleszが、年末年始に2大ドーム公演を行なうことが、8月6日開催の横浜アリーナでのライブ内でサプライズ発表された。公演は12月26日、27日に大阪・京セラドーム、1月7日、8日に東京ドームで行なわれる。
さらに、東京ドーム公演までの彼らに迫るドキュメンタリー番組『timelesz project―REAL―』(通称タイプロREAL/タイプロ2)がNetflixで世界独占配信されることも発表されるなど、大きな話題が続いている。
timeleszは、2011年に中島健人(31/2024年3月末卒業)、菊池風磨(30)、佐藤勝利(28)、松島聡(27)、マリウス葉(25/22年12月末卒業)の5人組グループ・Sexy Zone(セクゾ)としてデビューし、中島が卒業した翌日の24年4月1日に現在のグループ名へ改名。
改名と同時に追加メンバーの募集を発表し、オーディション企画『timelesz project』を経て25年2月15日から、一般参加組の猪俣周杜(23)、橋本将生(25)、篠塚大輝(22)の3人と、STARTO ENTERTAINMENTの俳優部に所属していた寺西拓人(30)、原嘉孝(29)を加えた8人体制へと移行した。
「8人体制になってからのtimeleszは、大きな話題となった『タイプロ』効果もあり大躍進。今年度ナンバーワン躍進グループと言える活躍を見せていますよね。今回のドーム決定と、それを追う“タイプロ2”により、さらに勢いが増すことになりそうです」(女性誌編集者)
timeleszは現在の8人体制になってから初のアルバム『FAM』(6月11日発売)が、初週61.9万枚を売り上げ、6月17日発表の最新「オリコン週間アルバムランキング」で初登場1位に。これまでの“グループ最高記録”は、現在と体制が大きく異なるセクゾ時代のアルバム『SZ10TH』(21年3月発売)の初週売り上げ18.6万枚だったが、大幅に記録を更新した。
また、セクゾ時代も含めて初となるグループでの地上波レギュラー冠番組『タイムレスマン』(フジテレビ系/4月21日~)は、見逃し配信の数字が好調で、特に第5回(5月18日放送)が深夜番組としては異例の1週間で159万再生(TVer・FODの合計値)を記録したことも。同番組は日曜深夜1時25分からの番組として始まり、7月9日(8日深夜)からは、火曜深夜0時15分で放送中だ。
さらに6月17日夜10時には、GP帯での初冠特番『timeleszの時間ですよ』(TBS系)も放送された。公式サイトにある《記念すべき第一回》というフレーズから、続編に期待する声も多い。
「個人でもバラエティ番組などで姿を目にする機会が増えてきており、timeleszはとにかく今アツいグループ。多数のファンに支えられており、残す数字も凄いと。テレビ界では今、同じくSTARTO社と契約している大人気グループ・Snow Manかtimeleszか、というほどの評価を得ていると聞こえてきています。
ただ一方で、ファンの間では、中心人物だった中島さんの卒業や大幅な増員などから、セクゾとtimeleszを別グループだと捉え、複雑な声を上げる人も少なくないんです。『タイプロ』に難色を示していたファンも少なくなく、特に、猪俣さん、橋本さん、篠塚さんの3人は“ジュニア出身ではない”ということから、彼らをなかなか受け入れられないようなファンも一定数いるようです。
そして、セクゾはデビュー後もしばらく人気が伸び悩んだグループでもあるため、timeleszが8人体制になり、その後、一気に売れていく様に複雑な胸中のファンも多いようですね」(女性誌編集者)