■累計寄付額は3億円近く…『紺綬褒章』も受章した“裏の顔”

 そんな中居氏は、2021〜23年と3度にわたり『紺綬褒章』を受章。内閣府によると、『紺綬褒章』は《公益のために私財(個人は500万円以上、団体は1000万円以上)を寄附した者》に授与されるものだ。

「多額の寄付を続けている中居氏の累計支援額は、東日本大震災だけで2億円といいますから、その他を合わせると3億円ほどにのぼってもおかしくない。ただ、表立ってそれをアピールすることはあまりなかったように思われます。むしろ震災後の『SMAP×SMAP』で言っていたように、そうした活動はひっそりとやりたいイメージでした。

 そもそも今回の騒動においては、多くの寄付やボランティア活動をするような中居氏が、そんな酷いことをするわけがないと擁護するファンもたくさんいました。しかし、中居氏がもし、文春の記事の通り、寄付をしていたことをA子さんへのアピールとして使ったのだとしたら……ショックを受けている中居ファンも少なくないでしょうね」

 XなどのSNSからは、文春で報じられた、トラブルが起きた直前に中居氏から発された“寄付発言”について、賛否両論の意見が寄せられている。

《被災地支援は、結局は税金対策の寄付と、善人気取りするためだったわけ》といった、中居氏に厳しい声がある一方で、《(寄付について)そういうの自慢する人じゃないんですよ。そこからして何も中居さんの事わかってない人の創作文》《アンチを煽るためにわざわざ挿入された文言ですね》といった擁護をするような意見も上がっている。

 報道により中居氏への評価は揺れているが、彼が行なってきた多額の寄付によって多くの人たちが救われてきたことは事実だろう。