嵐の松本潤(41)主演の日曜劇場『19番目のカルテ』(TBS系/毎週よる9時)の第4話が、8月10日に放送される。3日放送の第3話は、津田健次郎(54)の熱演が話題になったが、平均世帯視聴率は10.0%(ビデオリサーチ調べ/関東地区)で、前回の1.6ポイントダウンと大きく下げてしてしまった。
同ドラマは、富士屋カツヒト氏の医療漫画『19番目のカルテ 徳重晃の問診』(ゼノンコミックス/コアミックス)が原作。病気を診るだけでなく、心や生活背景をもとに患者にとっての最善を見つけ出す、19番目の新領域「総合診療科」の医師を描くヒューマン医療エンターテインメント。松本潤の穏やかな演技は好評なのだがーー。
第3話は、キー局の人気アナウンサー・堀田義和(津田)が、喉に違和感を覚えて魚虎総合病院にやってくる。検査の結果、堀田は下咽頭がんを告知され、外科医・東郷康二郎(新田真剣佑/28)は「最短かつ最も有効な手段」として手術を薦めるが、堀田は大切な仕事道具である「声」の変質を恐れて手術を拒否する。
そこで堀田は、セカンドオピニオンとして総合診療科の受診を希望する。完治を第一に考える康二郎は総合診療医・徳重晃(松本)に、依頼するのは対話ではなく、手術を受けるよう説得することだと訴えたが、徳重は「ご意見はわかります」と理解を示しつつ、患者にとって必要なのは説得ではなく納得だと譲らず……という展開。
X上では、《津田健次郎さんだからこそ伝わってくる言葉の重み、心の葛藤がじわりじわりと胸に響く。あまりにも説得力が違う演技にただただ脱帽です》や、《ドラマなのに優しい世界が広がってる。そのままじゃ地味だけど、松潤の静かな演技で逆に引き込まれる。目線の演技がたまらん》など、津田と松本に称賛の声が寄せられていた。