今田美桜(28)が主演、北村匠海(27)が準主演を務めるNHK連続テレビ小説あんぱん』の第20週「見上げてごらん夜の星を」が8月11日から放送される。4日から8日まで放送された第19週「勇気の花」は、平均世帯視聴率(ビデオリサーチ調べ/関東地区)が16%台を維持して好調だ(6日は広島平和記念式典中継で時間変更のため10.8%)。

 同ドラマは、国民的キャラクター「アンパンマン」の生みの親である漫画家・やなせたかしさんと小松暢(こまつ・のぶ)さん夫妻がモチーフ。今田が暢さんをモデルにしたヒロイン・朝田のぶを、北村がやなせさんをモデルにした柳井嵩を演じている。丁寧かつリアルな戦時中の描写が話題になっていたが、最近は平和な展開が続いている。

 第19週は、のぶは鉄子(戸田恵子/67)の第一秘書となり、これまで以上に忙しくなっていた。嵩は三星百貨店の宣伝部で一目置かれるようになっていたが、手嶌治虫(眞栄田郷敦/25)の漫画を読んで焦りを感じていた。ある日、嵩は、いせたくやと名乗る演劇と音楽が好きな青年(大森元貴/28)とカフェで出会う。

 そんな中、蘭子(河合優実/24)が仕事の都合で上京し、メイコ(原菜乃華/21)とのぶたちのアパートの向かいに引っ越してくる。数日後、メイコが働くカフェでのぶが嵩を待っていると、嵩が健太郎(高橋文哉/24)を連れて現れる。そして嵩は思い切り漫画を描くため、のぶに会社を辞めると伝えるが……という展開。

 X上では、《嵩君は安定した仕事を手放し、夢への道を選ぶ決心をしたね!きっかけはカフェで出会った圧倒的な才能を放つ漫画家!》《お母さんに嵩とは思えない口調で反発した。あの時点で先がみえない漫画家への道を後押しできるなんて、のぶちゃんは強いな…と思う》など、のぶと嵩が踏み出した新しい一歩に称賛の声が。