8月5日放送の『踊る!さんま御殿!!』(日本テレビ系)に、『それいけ!アンパンマン』のばいきんまんや、『ドラゴンボール』のフリーザの声を務める中尾隆聖が初登場。明石家さんまからのリクエストで、ばいきんまん、フリーザの名セリフを放ってスタジオを大いに沸かせた。一方で中尾は、「人間の声がやりたい」と胸の内を明かす場面もあった。
中尾が声優として参加している『それいけ!アンパンマン』や『ドラゴンボール』といえば、老若男女に親しまれている国民的なアニメだが、日本には他にも広い世代に抜群の知名度を誇る作品はまだまだ多い。そこで今回は20~40代の男女100人に「国民的アニメ」について聞いてみた。(ジシャリサーチ)
第9位(4.0%)は『ONE PIECE』『鬼滅の刃』が同率でランクイン。
尾田栄一郎氏の漫画をアニメ化した『ONE PIECE』は、1999年からフジテレビ系列で放送。海賊王を目指す主人公・モンキー・D・ルフィが率いる麦わら海賊団が冒険を繰り広げる海洋冒険ロマンで、バトルだけでなく王道的な友情や絆を描いたアニメとして長年親しまれている。今年4月からは、放送開始時間が毎週日曜日朝9時30分から23時15分に変更されたことが話題になった。
「世界中で人気だから」(29歳/男性/パート・アルバイト)
「誰もが見ているし、世界的に見ても恥じない名作だから」(32歳/男性/会社員)
「世界でいちばん認知されていると思う」(49歳/男性/会社員)
「まだ漫画が続いている」(28歳/男性/公務員)
吾峠呼世晴氏の漫画が原作の『鬼滅の刃』は、2019年に第1期となるアニメ『鬼滅の刃 竈門炭治郎 立志編』(TOKYO MX)が放送され、2020年に『芸常磐「鬼滅の刃」無限列車編』が公開、これをテレビシリーズに再構成したものをフジテレビ系が放送、以降のアニメシリーズはフジテレビ系で放送されている。これまでのテレビアニメは4シリーズ。大正時代を舞台に、家族を鬼に殺され、鬼に変えられた妹の禰󠄀豆子を人間に戻すため、主人公・竈門炭治郎が鬼殺隊へ入隊、鬼たちと戦う姿を描かれる。
2020年公開の『劇場版 鬼滅の刃 無限列車編』は興行収入400億円を突破、今年7月公開の劇場版『鬼滅の刃 無限城編 第一章 猗窩座再来』は公開から17日間で興行収入170億円を超える大ヒットを記録している。
「子どもから大人まで見ていて、人気」(38歳/女性/主婦)
「多くの世代で認知されている」(38歳/男性/会社員)
「映画も大ヒットしている」(41歳/女性/パート・アルバイト)
「大人が見ても面白いから」(48歳/男性/自営業)
第8位(5.0%)は、『ポケットモンスター』。
ゲームソフト『ポケットモンスター』シリーズを原作とした『ポケットモンスター』は、1997年からテレビ東京系でアニメ放送がスタート。ポケモンマスターを目指す少年・サトシと相棒・ピカチュウの旅と成長を描いた冒険劇で、これまでシリーズ7作が放送され、劇場版も1998年より20作以上の作品が公開された。2023年には、主人公を少女のリコと少年のロイに交代した新シリーズが放送されている。
「ゲームなど、今でも人気だから」(32歳/女性/パート・アルバイト)
「子どもの頃から好き」(29歳/女性/パート・アルバイト)
「ピカチュウは世界一」(35歳/男性)