俳優・及川光博(55)が、10月クールの日本テレビ系日曜ドラマ『ぼくたちん家』(夜10時30分~)で主演を務めることが8月15日、発表された。及川以外の出演者は発表されていないが、先の“出演内定”報道から手越祐也(37)の出演も有力視されていて、期待の声が寄せられている――。

『ぼくたちん家』は、さまざまな偏見のなかで生きる“社会のすみっこ”で繋がった3人が、愛と自由と居場所を求めて、明るくたくましく生き抜く姿を描く、奇妙なホーム&ラブコメディ。

 及川が演じるのは、恋のために家を買おうとする50歳の心優しきゲイ・波多野玄一。彼が“人生も恋も冷めきったクールなゲイの青年”と恋に落ちるといい、お相手役のキャストは及川いわく「陽キャ」だという。

「手越さんが誰もが知るイケイケの“陽キャ”タレントであることに加えて、7月頃から、“及川さんと手越さんがメインとなるドラマが日テレで放送される”という報道が複数ありました。それによって、手越さんの出演を期待する声が多く寄せられているということですね。

 ちなみに、同ドラマのあらすじは、2人のゲイの前に“大金抱えた訳アリすぎる女子中学生”が現われる――というものですが、その女子中学生は朝ドラ出演経験もある、人気子役が演じるという話も言われていますね」(制作会社関係者)

「陽キャ」という特徴や、少し前にあった日テレドラマ出演内定報道からファンの間では、

《手越くんはこのドラマかな?》
《これって噂になってた連ドラ!? 確かに超「陽キャ」だが? しかもこの役ならパツキンオーケーだね手越く~ん! なんだかオラわくわくしてきたぞ~》
《「陽キャ」て、手越確定でこんなん笑う》

 といった歓喜の声が多く寄せられている。同ドラマのプロデューサー・河野英裕氏は、過去に手越がメインキャストで出演した『マイ☆ボス マイ☆ヒーロー』(06年7月期)を手掛けていた縁を指摘する声もある。

「日テレとしては、数字を持つ男である手越さんを起用することで、苦戦を強いられている『日曜ドラマ』を盛り上げたいという狙いがあるかもしれません」(前同)

 10月期に『ぼくたちん家』の放送が控えている日曜ドラマ枠は、2015年4月期に設立されたが、2020年代頃から数字が低迷し、苦戦中の状況にある。

 同時間帯には、宮根誠司(62)がMCを務める情報番組『Mr.サンデー』(フジテレビ系/夜8時54分~)、有働由美子(56)がMCの情報番組『有働Times』(テレビ朝日系)、林修(59)がMCを務める教養バラエティ番組『日曜日の初耳学』(TBS系/10時~)が放送中だ。

「有名キャスター2人のニュース番組が2つもあって、それに日テレの『日曜ドラマ』は押されている感じです。それだけに、手越さんの出演は“カンフル剤”となるかもしれません。なんと言っても手越さんは、『世界の果てまでイッテQ!』(日本テレビ系)で、“視聴率キング”と言えそうな圧倒的な実績を残していますからね」(同)