斎藤工(43)主演の連続ドラマ『誘拐の日』(テレビ朝日系/火曜よる9時)の第7話が、8月19日に放送される。12日放送の第6話では、多くの謎が明かされたものの、平均世帯視聴率は5.0%(ビデオリサーチ調べ/関東地区)で、ジリジリと数字を下げている。

 同ドラマは、韓国のスタジオ「ASTORY」が2023年に製作した同名ドラマが原作。記憶力が悪く不器用な新庄政宗(斎藤)が、天才少女・七瀬凛(永尾柚乃/8)を誘拐しようとするところからはじまる物語。先読み不可能なノンストップエンターテインメントだが、少々、読めなすぎかもしれない。

 第6話は、軟禁されている政宗と凛が、弁護士・山崎忠(深澤辰哉/33)に助けを求めるが、冷たく拒否される。その後、山崎のもとに誘拐犯を名乗る謎の人物から「凛が生きていることを公表されたくなければ30億円を用意しろ」と脅迫電話が入り、Zキャビタルズのケビン福住(鈴木浩介/50)が激怒する。

 一方、捜査一課は栄進記念病院の院長・七瀬守(半田周平)を殺害したとして、警備員・松田真明(春海四方/66)を逮捕。政宗と凛は死亡したとして捜査を打ち切る。しかし、須之内(江口洋介/57)は独自に事件を追い、政宗の妻・汐里(安達祐実/43)が30年前、七瀬家の養子だったことが判明する……という展開。

 医学博士・水原由紀子(内田有紀/49)が凛の研究に関わったのは、事故で脳に損傷を負って意識障害になった息子のため。山崎弁護士は副理事長・七瀬富雄(長谷川初範/70)の愛人の息子。汐里は子どものころ、HIV感染者の手術で使用したメスで切りつけられて感染。養子縁組を解消され、代わりに守が養子になったなど、多くの謎が明かされた。