阿部サダヲ(55)が主演し、松たか子(48)がヒロインを演じる木曜ドラマ『しあわせな結婚』(テレビ朝日系/毎週よる9時)の第6話が、8月21日に放送される。14日放送の第5話では、ネルラ(松)を再捜査していた刑事・黒川竜司(杉野遥亮/29)の態度が一変。視聴者の考察が盛り上がっている。
同ドラマは、50年間、“独身主義”を貫いてきた人気弁護士・原田幸太郎(阿部)が、ミステリアスな美術教師・鈴木ネルラと電撃結婚するも、次第に妻が抱える“秘密”に翻弄されていく、大石静氏によるオリジナル脚本のマリッジ・サスペンス。黒川はネルラが15年前に起きた殺人事件の犯人だと考え、異常なほどの執念で彼女を追っていたが――。
第5話は、ネルラが父・寛(段田安則/68)に、15年前、布勢夕人(玉置玲央/40)を殺したのかと問いかける。すると、驚きの表情を浮かべた寛が、突然腹を押さえて苦しみ始め、動転したネルラは、思わず自分を見張るため家の前にいた、黒川に助けを求める。寛が搬送された病院に駆けつけた幸太郎は、なぜか病室にいる黒川に驚く。
後日、幸太郎は、「話をしたい」と言うネルラとともに寛の部屋へ。そこで、15年前に弟・レオ(板垣李光人/23)を誘拐したと脅迫電話があり、寛は1000万円の札束を紙袋に詰め込んで指定の場所に走ったが、誘拐犯は現れず、帰宅するとレオがいた。そして、この狂言誘拐の犯人は布施だったと明かされ……という展開。
終盤、ネルラの前に黒川が現れ、ネルラが「私を待っていたの?」と問うと、黒川は「真犯人は自分が見つけます。あなたのために」と答えた。そして、ネルラが「そうしてください」と言うと、黒川は下僕にでもなったように「はい」と返事。ネルラと幸太郎と黒川の三角関係とともに、15前の事件の真相を解明するための協力関係が始まった。