嵐の松本潤(41)主演の日曜劇場『19番目のカルテ』(TBS系/毎週よる9時)の第6話が、8月24日に放送される。17日放送の第5話は、ファーストサマーウイカ(35)の演技が好評だったが、平均世帯視聴率は9.6%(ビデオリサーチ調べ/関東地区)で前回から0.7ポイント減。1ケタ台に下げてしまった。
同ドラマは、富士屋カツヒト氏の医療漫画『19番目のカルテ 徳重晃の問診』(ゼノンコミックス/コアミックス)が原作。病気を診るだけでなく、心や生活背景をもとに患者にとっての最善を見つけ出す、19番目の新領域・総合診療科を描くヒューマン医療エンターテインメント。松本の穏やかな演技による問診で解決に導いていく展開が好評だが――。
第5話は、心臓血管外科・茶屋坂心(ファーストサマーウイカ)は、卓越したオペ技術と華麗な経歴を持つ魚虎総合病院の看板医師。ある日、茶屋坂の母・愛(朝加真由美/69)が、重篤な状態で魚虎総合病院に救急搬送される。家族の執刀は倫理的に認められず、外科医・東郷康二郎(新田真剣佑/28)は止めたが、茶屋坂が手術を担当した。
目覚めた愛には右半身麻痺が残っていた。茶屋坂は自宅介護ではなく施設に入れることを決断し、入所のサインをしようとするが、途中で文字が書けなくなる。また、後輩の指導中、震えて手術器具
を落としてしまった。茶屋坂の異変を知った院長・北野栄吉(生瀬勝久/64)は、徳重に彼女と話すよう頼み……という展開。
X上では、《見応えがあった。自信満々で女王様然とした天才外科医、他人に自分の弱さを見せない彼女の中にある母への愛憎、複雑な葛藤を表現するファーストサマーウイカの演技も、徳重先生がその葛藤から彼女を解き放っていく過程の丁寧な描写もすばらしかった》など、松本とファーストサマーウイカに多くの称賛の声が寄せられていた。