嵐・櫻井翔(43)が主演を務める日本テレビ系土曜ドラマ『放送局占拠』(夜9時~)の第7話が、8月23日に放送される。
『放送局占拠』は、『大病院占拠』(23年1月期)、『新空港占拠』(24年1月期)に続く『占拠』シリーズの第3弾。仮面をつけた正体不明の武装集団が大型施設を占拠し、櫻井演じる刑事・武蔵三郎がそれに立ち向かう――というコンセプトの、タイムリミット・バトルサスペンス作品。
今回の舞台は放送局「テレビ日本」。東京都知事選挙の特番を放送していたところ、妖怪の面を被った武装集団「妖(あやかし)」に占拠されてしまう、という内容である。
「物語は折り返し地点に。同ドラマはXで毎週トレンド入りするなど盛り上がりを見せていますが、ここにきて主演の櫻井さんにあらためて注目が集まる出来事もあった。ドラマもより盛り上がっていくかもしれません」(女性誌編集者)
8月21日、情報誌『Casa BRUTUS』(マガジンハウス)で、櫻井が2011年から担当している連載『櫻井翔のケンチクを学ぶ旅。』をまとめた書籍『櫻井翔の建築を巡る旅。【現代建築編】』が10月21日に発売されることが発表された。同時に、櫻井が同誌に初登場した2010年9月号の表紙が紹介されたことで、
《お若い櫻井さん》
《ビビった。めっちゃ若返ったのかと思った。(15年前の写真)(国民の初恋)》
《翔くんビジュどした!?!?え????浦島??????と思ったら15年前と拝見してある意味安心した、、》
などと、若き日の櫻井(当時28歳)のビジュアルが再注目されたのだ。
そんな櫻井が主演を務める『放送局占拠』は、過去の2作と比べると視聴率が振るわないとも言われていたが――制作会社関係者は言う。
「確かに、リアルタイムでの視聴率は高くなく、第6話(8月16日)は世帯4.7%(関東地区/ビデオリサーチ調べ)、個人2.8、コア(13~49歳の個人視聴率)2.2%でしたね。
しかし、それを補って余りあるほどに見逃し配信・TVerの数字が凄いんです。お気に入り登録者数は、夏ドラマでぶっちぎりの1位です」
TVerでの『放送局占拠』のお気に入り登録者数は、142万人(23日11時時点)。2位は同じく嵐の松本潤(42)が主演を務めるTBS系日曜劇場『19番目のカルテ』だが、こちらは94.4万人。50万近くもの開きがあり、TVerに関しては『放送局占拠』の一強状態となっている。
「いまや連続ドラマは、テレビでリアルタイムに見るのではなく、好きな時間に配信で見る、という視聴スタイルが定着していますからね。『占拠』シリーズは、1作目『大病院占拠』がヒットした要因もそうですが、SNSウケの良い作品として人気を博しているし、やはりネットとの相性が良いですよね。
そんな『放送局占拠』では、視聴者の度肝を抜く“時系列トリック”が話題になったばかりでもあります」(前同)