■海外から一流参戦2度目のVを狙う

 チーム優勝はもちろん、2度目の個人優勝を狙う今年、JRA代表として出場するのは、今年のダービージョッキー、北村友一騎手。昨年度のJRA賞で、MVJを受賞した戸崎圭太騎手。リーディング1位のクリストフ(ルメール騎手)。

 さらに、勝利度数で関西1位の坂井瑠星騎手。同関東1位の横山武史騎手。選考委員会で選出されたノリちゃん(横山典弘騎手)と、僕の7人。

 WAS選抜チームは、香港競馬から2人の騎手が出場。1人は、今夏、短期免許を取得して、日本の競馬に参戦しているアレクシ・バデル騎手で、もう1人は、香港が誇る名馬カーインライジング、ロマンチックウォリアーの背中を知る名手カリス・ティータン騎手。

 ジャガーメイルで天皇賞(春)を制したオーストラリア競馬のクレイグ・ウィリアムズ騎手。アルゼンチン競馬で8度のリーディングに輝いたフランシスコ・ゴンサルベス騎手。アメリカからはクリスティアン・トーレス騎手が参戦。

 ドイツからの刺客は、04年のリーディングジョッキー、トール・ハマーハンセン騎手。この外国人騎手6人に、船橋競馬所属の本田正重騎手が加わり、チーム戦と個人戦を戦います。

 いつもの競馬とは少し違う、団体戦と個人戦の競馬――。ファンの皆さんも、ぜひ楽しんでください。

武豊(たけ・ゆたか)
1969年3月15日、京都府京都市生まれ。1987年3月1日にJRA騎手デビュー。翌1988年、スーパークリークで菊花賞を制しGⅠ初勝利。以後、オグリキャップ・サイレンススズカ・スペシャルウィーク・ディープインパクト・キズナ・キタサンブラック・ドウデュースなど歴代名馬の手綱を取り、国内外GⅠ通算100勝超を達成した“レジェンドジョッキー”である。2018年9月には史上初のJRA通算4000勝、2024年5月12日には前人未到の4500勝をマークし、2024年度JRA賞特別賞と黄綬褒章を受章。現在もトップクラスで騎乗を続ける “競馬界の第一人者”兼“最多記録更新請負人”。