相葉雅紀(42)、大森南朋(53)、松下奈緒(40)がトリプル主演を務めるテレビ朝日系ドラマ『大追跡〜警視庁SSBC強行犯係〜』(テレビ朝日系・毎週水曜夜9時)が好評だ。テレ朝局内では、“ポスト『相棒』”としての期待が高まっているという──。

 ドラマ『大追跡』の舞台は2009年に警視庁に新設された「捜査支援分析センター(SousaSienBunsekiCenter)」、通称SSBC。防犯カメラ映像やスマートフォン、パソコンなどの解析を通じて犯罪捜査を支援するプロフェッショナル集団だ。そのうち、殺人・強盗・放火などの凶悪犯罪を担当する捜査一課を専門に支援する別班の“SSBC強行犯係”が物語の舞台となる。

 元捜査一課刑事で、現在SSBCの機動分析担当・伊垣修二(大森)、そのバディである外資系証券会社勤務からの転職キャリア組・名波凛太郎(相葉)、捜査一課主任で伊垣の元妻・青柳遥(松下)という3人が、最新の捜査分析テクノロジーを駆使して、事件に立ち向かう。

 テレ朝の“水曜夜9時枠”といえば、『相棒』シリーズ、『特捜9』シリーズ、『刑事7人』シリーズなど、たくさんの人気刑事ドラマを生み出してきたことでも知られている。『大追跡』は、この枠の刑事ドラマとしては『刑事7人』以来10年ぶりの新作シリーズとなる。

「その他の出演者も、佐藤浩市さん(64)や遠藤憲一さん(64)などかなり豪華ですし、“事件モノ”を手掛けたら超一級である福田靖氏の脚本ということで、テレビ朝日の気合いが十分すぎるほど伝わります。制作スタッフも“10年続く最強の布陣を揃えた”と鼻息荒く語っていると聞こえてきます」(制作会社関係者=以下同)

 8月13日には六本木ヒルズアリーナにて、『大追跡 夏の大感謝祭』が開催され、大森、相葉、松下、佐藤、遠藤らが浴衣姿で出演。イベントは大盛況となった。

「入場無料のイベントで整理券は事前にウェブで抽選申込が受付されましたが、かなりの数の落選が出たようです。このイベントの模様は複数のウェブメディアで報じられていますが、その後テレ朝サイドからは、スポーツ紙の紙面でも記事を載せてほしいというお願いがあったとか。テレ朝としてはとにかく『大追跡』の露出を増やしたいようです。“息の長いシリーズもの”にしたいという狙いがひしひしと伝わってきますね」