8月22日放送の『ザワつく!金曜日 絶対ダマされないぞ!緊急!特殊詐欺2時間スペシャル!』(テレビ朝日系)で、長嶋一茂が途中退席するシーンがあり、波紋を呼んだ。

 事の発端は、特殊詐欺にまつわるクイズで司会を務めたサバンナ高橋茂雄が一茂の解答を不正解とした一方、似たような内容だった石原良純の解答を正解とジャッジ。これに一茂が「それは変だよ!」と抗議し、激高した様子で姿を消してしまった。

 そんな一茂の言動がSNSで物議を醸し、大きな話題になった。出演者の途中退席は放送事故的なインパクトがあり、視聴者にも驚いてしまう。そこで今回は20~40代の女性100人に「驚いた“番組中に消えた芸能人”事件」について聞いてみた。(自社リサーチ)

 第10位(2.0%)は、水道橋博士。

 博士は、2013年6月放送『たかじんNOマネー』(テレビ大阪)に生出演中、橋下徹氏の「小金稼ぎのコメンテーター」発言に大激怒し、レギュラー降板を宣言してスタジオを退出。

 その後、博士はラジオ『青山繁晴・水道橋博士のニッポンを考えナイト』(ニッポン放送)で、自身の途中退出について、橋下氏がタレント時代、『サンデージャポン』(TBS系)の生放送中に降板した行動の再現だったと明かした。

「そういう演出かと思ったら違った」(47歳/女性/主婦)

 第8位(3.0%)は、島崎和歌子トータルテンボスの大村朋宏が同率でランクイン。

 島崎和歌子は、生出演した3月放送の『ぽかぽか』(フジテレビ系)で、CM後に姿が見えなくなるという場面があった。

 これに、MCを務めるハライチ澤部佑が「和歌子がトイレ行っちゃった!」と説明。島崎はCMが明けてから約5分後にスタジオに戻り、「本番前にトイレの話をしてたの。そしたら行きたくなって」と釈明し、「失礼いたしました」と謝罪した。

「ちょうど見ていたので、体調が良くないのに頑張っていたのかな? と思った」(46歳/女性/自営業)

「どうしたのかなと思った」(29歳/女性/パート・アルバイト)

 トータルテンボス・大村朋宏は、昨年11月放送の『アメトーーク!』(テレビ朝日系)で、途中退席。番組がスタートし39分ほど経過したところで、MCの蛍原徹が「大村さんなんですが、ごめんなさい。今から別の仕事行かなあかんみたいで」と説明。スタジオが一瞬ザワつくも、残りの5分は大村不在で放送が続いた。

「珍しいことだと思った」(41歳/女性/会社員)

「スケジュール管理できていないことに驚いた」(46歳/女性/主婦)

 第7位(4.0%)は、上岡龍太郎。

 上岡は、『探偵!ナイトスクープ』(テレビ朝日系)の初代局長として知られるが、1994年に、幽霊が出るという下宿先に除霊師を呼ぶというVTRに激怒。「“お化けがいてる”ってやりたいんですか」「面白かったらいいわけじゃない。ものすごい危険。それやったら全部カットするか、この番組を(僕が)やめるか」と言い、スタジオを退出した。

「ブチ切れるシーンをよく見かけたので懐かしく思う」(43歳/女性/パート・アルバイト)

「昔見ていたのを思い出し、懐かしいと思った」(40歳/女性)

「有名なエピソードだから覚えている」(46歳/女性)

「いろいろな事情があるにせよ、仕事を途中で放り出してしまうのは良くないと思う」(32歳/女性)