■「改名して成功した芸能人」、「売れっ子になった」のは
新田真剣佑は、2017年に事務所を移籍した際に「真剣佑」から「新田真剣佑」に改名。同年行われた広瀬すず主演映画『ちはやふる-結び-』の取材会で、改名について「『ちはやふる』は日本に来て芝居を志すきっかけになった自分の中で大きな作品」とし、自身が演じた「綿谷新」からとって「新田という名字を使わせていただきました」と明かした。新田は、同映画の続編である今期放送の當真あみ主演ドラマ『ちはやふる-めぐり-』(日本テレビ系)に出演したことも話題になった。
新田は、現在アメリカを拠点に仕事をしており、2023年公開の映画『聖闘士星矢 The Beginning』でハリウッド映画初主演、Netflix実写ドラマ『ONE PIECE』出演など、海外でも活躍。今期は嵐・松本潤主演の日曜劇場『19番目のカルテ』(TBS系)に外科医役で出演、主人公とは正反対の常に合理的な性格のキャラクターを演じている。
「新田という名字があると分かりやすいし、改名は成功だと思っている」(34歳/女性)
「話題作によく出ているから」(46歳/女性/主婦)
「『ちはやふる』の新からもらった名字というところが大変良いエピソード」(39歳/女性/会社員)
永山瑛太は、2020年から「瑛太」から本名の「永山瑛太」に改名することを2019年12月に、自身の公式サイトで発表した。「以前から考えてきました。俳優としてまだまだ未熟者ですが、令和になったという節目の年に本名でやっていきたいという思いに至りました」と説明した。
永山は、今年9月に公開される妻夫木聡主演映画『宝島』で、戦後の沖縄を舞台に、みんなが慕う英雄的存在のリーダーを演じることが話題になっている。
「名前を変えてからのほうが売れてきた感じがする」(47歳/女性/会社員)
「公私ともに充実してる。奥さんも素敵で、仲良さそう」(48歳/女性/自由業)
「苗字があるほうがしっくりくる」(23歳/女性/学生)
第5位(6.0%)は、水上恒司。
水上は、2022年8月に自身の公式インスタグラムで、所属事務所の退所を報告すると同時に、今後は「岡田健史」から本名である「水上恒司」で活動していくことを発表した。
今年は7月に『連続ドラマW 怪物』(WOWOW)で、東大法学部卒のキャリア警察官僚役で安田顕とダブル主演、10月期にはドラマ『シナントロープ』(テレビ東京系)で、テレビ東京ドラマ初出演かつ初主演をはたす。
現在公開中の映画『九龍ジェネリックロマンス』では、吉岡里帆とダブル主演したことが話題になっている。
「本名のほうがかっこいいし、変わらず映画にドラマにCMと活躍している」(46歳/女性/自営業)
「改名してから認識するようになった」(40歳/女性/パート・アルバイト)
「以前よりも活躍している」(45歳/女性/主婦)
「改名してもたくさんの仕事をしている」(46歳/女性/会社員)
「ずっと出続けているイメージがある」(43歳/女性/会社員)
第4位(8.0%)は、仲野太賀。
仲野は、2019年6月に「太賀」から「仲野太賀」に改名。同年10月放送の『ボクらの時代』(フジテレビ系)で、改名について「苗字がずっとほしかった」と明かし、もともと「太賀」という芸名は所属事務所と俳優で父親の中野英雄が考慮して決めた名前で、「このまま2文字で俺はやっていけるのか」という不安があったといい、2018年放送のドラマ『今日から俺は!!』(日本テレビ系)で認知されたことがきっかけで、「早いうちに変えたほうがいい」と判断したという。
仲野は、2026年にNHK大河ドラマ『豊臣兄弟!』で主演、豊臣秀吉の弟・秀長役を演じることが発表されている。
「来年の大河ドラマの主役だから」(47歳/女性/会社員)
「分かりやすく活躍している」(43歳/女性/主婦)
「改名してからのほうが印象に残っている」(47歳/女性/会社員)
「ドラマでたくさん見かけるようになった」(45歳/女性)
「売れっ子になった」(46歳/女性/主婦)
■「改名して成功した芸能人」ランキング
1位 広瀬アリス
2位 井浦新
3位 のん
4位 仲野太賀
5位 水上恒司
6位 新田真剣佑
6位 永山瑛太
8位 美村里江
9位 吉川愛
9位 伊藤健太郎