「メイプル超合金・カズレーザーさん(41)の冠番組『カズレーザーと学ぶ。』(火曜22時)が9月2日の放送をもって終了しますが、日本テレビ内でも“判断を誤ったのではないか……”という声が上がっていますね」(制作会社関係者)
『カズレーザーと学ぶ。』は2021年からパイロット版が4回放送され、22年10月からレギュラー化。「小難しい、でも知れば人生がちょっと変わる」という最新の学説を各界の専門家から学ぶ新スタイルの教養番組で、“超ハードコア教養バラエティ”を謳っていた。
「番組にはジャングルポケット・斉藤慎二さん(42)もほぼレギュラー的に出演していましたが、24年10月、仕事中のロケバス内で女性問題を起こしていたことが発覚。その前に体調不良ということで同番組からも降板していましたね。ただ、斉藤さん降板後も番組は好評で、ここ最近は視聴率もよかったんですよね」(前同)
直近の8月19日放送回の世帯視聴率は8.5%(すべてビデオリサーチ調べ、関東地区)、個人視聴率は4.6%、テレビ各局が重視する13~49歳のコア視聴率は2.7%だったという。
「平日の22時台といえば、テレビ朝日のニュース番組『報道ステーション』が絶対的存在なのですが、『カズレーザーと学ぶ。』もこの遅い時間帯に世帯8.5%もの高視聴率を取っていますし、個人も高くて、コア視聴率は『報ステ』ほぼ同じ。
8月10日にカズレーザーさんと女優の二階堂ふみさん(30)が結婚を発表して以降、『カズレーザーと学ぶ。』の数字も上昇したという報道もありましたが、結婚発表前から番組の数字は右肩上がりだったんです。
加えて、その道の第一人者と言われるような研究者、世界的な活躍をする大学教授や医師などが番組に出演し、信頼性の高い最新の学説を紹介するという番組内容には“学び”があってシニア層やファミリー層からも好評。『報ステ』から“視聴者を奪った”とも言われたほどでした。
『報ステ』を見るような視聴者は、明るく楽しくただ笑えるだけのバラエティ番組なら見ないでしょうが、『カズレーザーと学ぶ。』は最新の研究の成果や学説が学べるということもあり、『報ステ』を見るようなアカデミック志向の視聴者からも支持されていたんです」(同)
『カズレーザーと学ぶ。』の後番組として『X秒後の新世界』がレギュラー化することが明らかになっているが、8月19日放送内での『カズレーザーと学ぶ。』終了の発表を受け、
《えー。終わっちゃうんだ…これだけは毎週見てたのに》
《この番組面白くて楽しみだったからショックです》
《最新の研究を知れたりしておもしろいのになんで終わるんだろう。残念》
《日テレ判断誤ったなぁー 勿体無い》
などの惜しむ声が多数寄せられることとなった。