元タレントの中居正広氏(53)と元フジテレビの女性アナウンサーとの間で生じたトラブルを受け、いまだに揺れている同局。8月28日には、同局が港浩一元社長(73)と大多亮元専務(66)に損害賠償訴訟を提起したと発表され、あらためて同問題は注目を集めている。

 中居氏と被害女性のトラブルを巡って、両氏が適切な対応を取らなかったとされ、フジテレビが約453億円の被害を被ったとして50億円の損害賠償を求めて東京地裁に提訴した。

「この訴訟が今後どうなっていくのか、また、問題の発端となった中居氏のことも訴えるのかどうが、その動向が注目を集めていますよね。そんななかにあって、一連の問題の“被害者”とも言えるのがフジテレビの女性アナウンサーたちですよね。有力な番組出演者や芸能事務所幹部の接待要員として駆り出されていたことも明らかになっていますからね。

 そんなフジテレビといえば、“女子アナブーム”を生み出した局ですし、高島彩さん(46)の『アヤパン』、加藤綾子さん(40)の『カトパン』など、『パンシリーズ』で人気の女子アナを続々と輩出してきました。かつては“女子アナ王国”とも言われた同局ですが、ここにきて人材が不足してきているといいます。女子アナの退社も相次ぎましたしね」(制作会社関係者)

 6月30日をもって若手の岸本理沙(26)が、3月31日をもって永島優美(33)と椿原慶子(39)が退社。それ以前にも三田友梨佳(38)、久慈暁子(31)、久代萌美(35)など、人気と実力を兼ね備えたアナウンサーたちが退社している。

「現役のフジテレビの女子アナでパッと名前と顔が浮かぶのは宮司愛海アナウンサー(34)と井上清華アナ(30)ぐらいではないか、とテレビマンの間でも話されています。宮司アナは夕方のニュース番組『Live News イット!』の、井上アナは朝の情報番組『めざましテレビ』の顔ですからね。

 ただ、2人に次ぐ人材が出てきていないのが現状だといいます。フジテレビ内でも人材不足が危惧されているようですが、ここにきて局内の熱視線が集まるのは、ベテランの佐々木恭子アナ(52)だといいますね」(前同)