■病気療養後のオファーに“細かい返事”

 文春の報道を受けて4月16日、石橋は所属事務所を通じてコメントを発表。《この度は私事でご迷惑、お騒がせしてること深くお詫び申し上げます》と謝罪し、《まず今闘っている病気についてですが、私のYouTubeチャンネルにおいて、初期の食道癌とお伝えしましたが、実際は、咽頭癌も併発しておりました。現在は、無事手術を終えましたが、快復までは、今しばらく時間がかかる見込みです》と病状について報告。

 そのうえで《集中治療室から一般病棟に戻ったのが一昨日であり、その後私に関する報道を知りました》とし、《フジテレビに関する第三者委員会の調査につきましては、病気の発覚と重なり、数々の検査と入院準備のため時間に追われ、又、心の余裕の無さから、対応することが出来ず、申し訳ありませんでした》と説明した。

 当時について《私自身の至らなさゆえ、かなり羽目を外してしまったかも知れません。同席された女性の方には、不快な思いをさせてしまったことを、大変申し訳なく思っております。叶うのであれば、快復後直接お会いして謝罪させていただきたく思います》とした。

「当然、批判の声も多くありましたが、《快復後直接お会いして謝罪させていただきたく思います》などの誠実な謝罪コメントを出したことで石橋さんをフォローする声は少なくなかったですね。フジテレビの“不適切な会合”に参加していたことが明らかになった福山雅治さん(56)もすぐにインタビュー対応をし、謝罪。今も普通に仕事をしています。病気が良くなれば、石橋さんの復帰は叶うのではないでしょうか」(前出のワイドショー関係者)

 そんな石橋の、がん発表前の仕事場の姿、そして、その後の話が聞こえてきた。民放キー局関係者は話す。

「石橋さんは入院直前まで仕事をしていたそうで、番組制作スタッフとも普通に食事をしていたといいます。石橋さんががんを公表したことを受け、SNSには“一年ぐらい前から、貴さんの声が凄い気にはなっていた”といった声の変化に対する指摘はありましたが、石橋さん本人からはスタッフに対して、“痛い”や“苦しい”とった素振りも見せることはなかったといいますね。

 カメラが回っていないところでは、いつものリラックス感のある物腰だったといい、それだけに仕事関係者も“がん”だったことに驚いたそう。それだけしっかりと仕事に向き合っていたんでしょうね。

 そして、石橋さんが療養に入ってから、今後のテレビ番組での新企画をオファーしたテレビマンには、かなり細かい返事が返ってきたそうです。細かい部分にまで注文があったというのは、石橋さんの意向が入っていることは間違いないでしょう。同企画はまだまだこれからのことのようですが、石橋さんが復帰に前向きなのは確かだと思われます」