■高視聴率特番に中止報道――
芸能活動を休止してから5か月が経過した石橋だが、2000年から年始に放送されてきた特番『夢対決! とんねるずのスポーツ王は俺だ!! スペシャル』(テレビ朝日系)を中止する方向で調整していると、9月4日配信の『smartFLASH』が報じた。
『スポーツ王』は石橋と木梨憲武(63)が、野球、サッカー、ゴルフ、卓球など、さまざまなスポーツのアスリートと対決する内容で、今年1月2日の番組も世帯視聴率13.4%(すべてビデオリサーチ調べ、関東地区)、個人視聴率8.9%と高かった。
記事によると、セクハラが指摘された石橋を起用すると、視聴者やスポンサーから拒絶反応がある可能性があるため、テレビ朝日は2026年の『スポーツ王』を放送することに慎重な姿勢を示しているという。
この報道を受け、
《ある意味お正月で一番楽しみにしてる番組だったけどなぁ》
《スポーツ王ないのショックすぎるんだけど…》
《年始のスポーツ王、仕方ないとはいえ放送しないとなると寂しくなるなあ…》
《大晦日は笑ってはいけないが消え 正月はスポーツ王が消え もう年末年始すら楽しみじゃなくなってきた、残念》
と落胆する人は多い。
「年始にはコンビで出演する『スポーツ王』が、毎年12月には『ザ・細かすぎて伝わらないモノマネ』(フジテレビ系)が放送されることが恒例でしたからね。『スポーツ王』もそうですが、『細かすぎて』も視聴率は高く、昨年12月の放送回も、テレビ各局が重視する13~49歳のコア視聴率は6.3%と非常に高かったんです。
しっかりと高視聴率が取れ、石橋さんにとっても思い入れのあるであろう特番の放送が厳しい状況にあり、嘆くファンも少なくないということですよね。
そして今、石橋さんをフォローする声は大きいと。石橋さんは野球をはじめ、スポーツが大好きで、詳しく、言動にもアスリートへのリスペクトが感じられることもあって、スポーツファンから支持されていますよね」(前出の民放キー局関係者)
今年3月、石橋のYouTube『貴ちゃんねるず』には「貴ちゃんについて行ったら大谷さーんに会ったSP」と題した動画がアップされたが、日本での開幕戦に臨む直前のロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平選手(31)が目の前を通りかかった際、取材で現場にいた石橋は声をかけるようなことはなく、ただ憧れの目で追っていた。そんな石橋には、
《大谷にインスタをフォローされてるのに、変に声をかけずに見守るあたりが好感持てる》
《ほんと声かけないのにリスペクトを感じました。さすがタカさんですね》
《無理に声をかけないところもリスペクトを感じます》
といったコメントが寄せられた。
「徹底した選手ファーストな姿勢がファンから支持されていますし、だからこそ多くのアスリートも石橋さんに好感を抱いているようです。
かつては破天荒芸人の代表的存在だった石橋さんですが、セクハラ騒動にもしっかりとコメントを出し、アスリートに対しても非常に誠実。そして、番組の企画やとんねるずについても、石橋さんの方がとても細かくいろいろ考えている、とも言われていますね。
石橋さんの病気もあり、どうやら年末『細かすぎて』と年始の『スポーツ王』の放送は厳しそうですが、復活を期待しているファンは少なくありません。まずは、病気から快復してほしいですよね」(前同)
がん公表時、《『貴ちゃんねるず』もやりたいですし、TBSラジオもやりたいですし、三田(友梨佳)ちゃんとやっている『石橋とアスリートが盛り上がって三田』もやりたいですし、『スポーツ王』もやりたいですし》《プロ野球、MLB、来年はWBCとワールドカップと、まだまだオリンピックも見たいですし。なんとかこの病気と戦って、ここでまさに帝京魂を出してこの病気に必ず打ち克って復帰いたします》と宣言していた石橋。
復帰への期待が高まってきている――。