■フワちゃんとアンジャッシュ・渡部の“致命的な違い”
前出のワイドショー関係者が続ける。
「いまだ多くの人が、フワちゃんには強い拒否感を抱いていますよね。鈴木氏が呼びかけましたが、YouTubeでの活動は許容できるものの、“地上波では見たくない”という人がとても多いですね」
フワちゃんといえば、有吉弘行(51)の冠特番『有吉の夏休み』(フジテレビ系)のレギュラーメンバーだったが、24年9月の同番組ではフワちゃんの出演シーンをすべてカットして放送されることに。
9月6日には『有吉の夏休み 2025 密着77時間in Hawaii』が放送されたが、ここにもフワちゃんの姿はなく、進行役の平成ノブシコブシ・吉村崇(45)が冒頭、「このたび(メンバーを)フレッシュにするため、入れ替えました。諸々ありましたから」と説明。フワちゃんの代わりに女優・タレントの野呂佳代(41)が加入した。
「フワちゃんは“とにかくテレビ界に戻りたい”という思いでいると聞こえてきていますね。YouTubeでの活動は可能なのでしょうが、第一希望はテレビへの復帰だといいます。YouTubeからブレイクした人ですが、地上波テレビの仕事がとにかく楽しかったそうなんです。
騒動前は現場のスタッフも彼女のロケ能力を評価していましたし、フワちゃん自身もロケやトークなどをしっかり研究していたといいますからね。“テレビタレント”という自負があり、またテレビタレント時代の自分が好きなんでしょうね。だが、多くの視聴者は復帰に“ノー”を突きつけていると……。
20年6月に“多目的トイレ不倫”が報じられたアンジャッシュ・渡部建さん(52)も、配信番組やYouTubeでは大活躍中ですが、5年が経った今も地上波の番組には基本的に出演できていませんからね」(前同)
渡部は騒動の約1年半後の22年2月に芸能活動を再開。以降は千鳥の『チャンスの時間』(ABEMA)ほか配信系番組、さらには自身のYouTubeチャンネル『アンジャッシュ渡部がいつか地上波のグルメ番組に出ることを夢見て、ロケハンする番組』などに出演。同チャンネルは登録者数50万人を超える人気チャンネルとなっており、今年5月13日よりNetflixで配信されている彼がメインとなった大型バラエティ番組『罵倒村』も話題を呼んだ。
「渡部さんは今や、ネットでは無双状態です。それでも地上波への本格復帰は叶っていない。ただ、今や視聴者は受け入れムードにあります。もちろん、一定数は生理的に無理だという人もいるのでしょうが……」(同)
渡部に対しては、
《吹っ切れてより面白くはなったよね》
《渡部建はもう許されて地上波にバンバン出て欲しい 人がうまそうに食ってるところが見たい》
《ネトフリで久々に見たらやっぱり面白かったので、めげずに頑張ってほしいw》
といった好意的な意見も多く寄せられている。
「YouTubeや配信番組での渡部さんは食レポもやはり非常に上手いですし、鋭いツッコミやコメントも見事。地上波に出られていないのが不思議なぐらいの活躍ぶりなんです。7月2日には妻の佐々木希さん(37)が『1周回って知らない話』(日本テレビ系)に出演し、夫の不倫騒動に初言及。佐々木さんも夫の地上波復帰をフォローしたいんでしょうね。
ただ、そんな渡部さんですら地上波には戻れていないのが実情です。フワちゃんもそうですが、両者に共通する“地上波テレビに出られない理由”は、CMスポンサー企業がいい顔をしないこと、“スポンサーNG”ですよね。
一方で、両者には致命的に違う点もある。それは、渡部さんは視聴者から受け入れられつつあるのに、フワちゃんにはその空気が全くないことですね。地上波テレビのバラエティ制作関係者の間では“渡部さんは深夜番組からそろそろ……”という声が出ているといいますが、フワちゃんの地上波出演には、まだまだ相当時間がかかりそうですね」(同)
名前を耳にすることが増えたフワちゃんだが、地上波への復帰はかなり厳しいものがあるようだ。