阿部サダヲ(55)が主演し、松たか子(48)がヒロインを演じる木曜ドラマ『しあわせな結婚』(テレビ朝日系/毎週よる9時)が、9月11日に最終回(第9話)を迎える。4日放送の第8話は、布勢夕人(玉置玲央/40)殺人事件の真相が明らかになったが、もうひと波乱起きそうだ。

 同ドラマは、50年間、“独身主義”を貫いてきた人気弁護士・原田幸太郎(阿部)が、ミステリアスな美術教師・鈴木ネルラ(松)と電撃結婚するも、次第に妻が抱える“秘密”に翻弄されていく、大石静氏によるオリジナル脚本のマリッジ・サスペンス。8話ラストでの、幸太郎を非難するネルラの言葉に、視聴者から戸惑いの声が出ている。

 第8話は、病院でレオ(板垣李光人/23)に付き添っていたネルラは幸太郎に、布施を殺したのは自分で、叔父・考(岡部たかし/53)が出頭したのは、自分をかばったのだと思うと語った。幸太郎は、ネルラが犯人だったら、自分は法律家として、夫として、どうしたらいいのか悩んだ末、真実と向き合う決意を固める。

 幸太郎は燭台(しょくだい)の会社を訪ね、考の証言と布施の絵が一致する、3本の火立てを折りたためる燭台を借りると、法医学者・児玉祐作(佐々木蔵之介/57)に相談。燭台は布施の頭部の2つの傷跡と一致し、児玉は、両手で燭台を持って振りおろしたのが致命傷だったが、犯人は2人いる可能性があると告げ……という展開。

 布施を殺したのは当時11歳のレオで、考がもう1発殴り、階段から落として罪をかぶった。幸太郎はレオを警察に出頭させたが、ネルラは幸太郎が家族でなく法律家として行動したと激怒し、離婚を切り出した。X上では、《んん?ネルラ、何言ってるのかよくわからないんだが?》などと、ネルラが幸太郎を非難する言葉に戸惑いの声が。