浅草キッド玉袋筋太郎が、“昭和オヤジ”としての矜持とユーモアを胸に、同世代にエールを送る人生コラム。ともに令和を生き抜く、イケてる“老Guy”を目指そう。

“若者の〇〇離れ”問題について。

 今までマスコミに取り上げられたものを挙げると、【車・新聞・読書・結婚・お酒・テレビ・タバコ・恋愛・旅行・外出・パソコン・フルーツ・海】などなど。

 これを見ると、高度経済成長時代をすべて否定しているようで、愕然とするよ。「池の水ぜんぶ抜く」ならぬ「人生の楽しみぜんぶ抜く」状態だもの。

 まずは車。実は俺も2台所有していた車を1台にしたから、車離れといえば車離れかもしれない。まだ免許を返納する年でもなければ、若者でもないんだけどさ。

 酒を飲む仕事がこう多いと、なかなかドライブする時間が取れない。泣く泣く愛車を手放したというのが真相でね。

 街を散歩してると感じるのは、軽自動車の多さだよ。戸建て住宅の駐車スペースに停まっている軽自動車率は、年々高くなってる気がする。近所の移動だけなら、軽自動車一択ということになるんだろうね。

 一時期、“車中泊”が流行ったよね。軽自動車の車内を改造して広くしたりしてさ。

 車内泊で思い出すのは三田村邦彦さんだよ。高橋かおりと不倫。先日亡くなられた元妻の中山麻理さんが家のカギを替えて、中に入れないようにしたんだよ。

 三田村さん、庭に駐車していた、でっかいキャンピングカーで寝泊まりしてたんだから。平成の芸能スキャンダルの名場面だね。