3月31日で17年の歴史に幕を下ろす、極楽とんぼの加藤浩次(53)がMCを務める朝の情報番組『スッキリ』(日本テレビ系)。同番組は、終了まで間もないタイミングで最悪のトラブルを巻き起こしてしまい、その激震が局全体にまで及んでいる――。
発端となったのは、3月24日金曜日に放送された、栃木県の『那須どうぶつ王国』からの生中継だ。
レポーターであるお笑いコンビ・オードリーの春日俊彰(44)が、スタジオの加藤からの「池に落ちるなよ」という、フリとしか取れない発言に煽られ、ペンギンたちが泳ぐ池に何度も転落したのである。ペンギンは先に逃げていたが、一歩間違えれば危害を加える危険性もあり、また衛生上の問題があるこの「NG行為」に那須どうぶつ王国サイドは激怒し、抗議文を掲載。
次の放送日である翌週月曜日の3月27日、『スッキリ』では森圭介アナ(44)、岩田絵里奈アナ(27)、そして加藤が春日の池落ちについて謝罪したほか、同日に都内の同局で行なわれた定例社長会見でも、石澤顕社長が直々に謝罪した。
しかし、『日本動物園水族館協会』はこの件について27日、公式サイトで、
《動物への多様な配慮がなされていない番組制作に積極的な協力を行う意思は、これまでも今後も日動水ならびに日動水加盟園館にありません》
と、非常に強い言葉で『スッキリ』および日テレに対して声明を出しており、これを受け、ネット、SNSなどでもいまだに大炎上状態となっている。
「加藤さんは27日の放送の冒頭で謝罪しましたが、“最後に頭を下げなかった””言葉では謝っているけどめちゃくちゃ偉そう”など批判の声が多く上がっていましたね。
事前に、番組の現場スタッフが『那須どうぶつ王国』サイドに、“動物がいない池に入る可能性について打ち合わせをしていた”といいますが、ペンギンのお世話中継であって、中継の場所には、そもそもペンギンがいない池などないはずですよね。さらに、そんなふざけたことを打ち合わせしていることにも批判がされています。
そして、煽りまくって春日さんを池に落として現在の大炎上を招いた加藤さんですが、あと3日で『スッキリ』は終わり。ですので、日テレ内でも加藤さんに対して、“もうやりたい放題”“やり逃げするつもりでしょ”といった厳しい指摘がされています。
そして、今回の大騒動が、あのジャニーズタレントにも飛び火してしまうのではないか、と局内でも危惧されているようです」(ワイドショー関係者)