9月16日に第9話が放送される、森川葵(30)主演の連続ドラマ『スティンガース 警視庁おとり捜査検証室』(フジテレビ系/火曜午後9時)は、好調だった配信サービス・TVerで中盤以降は勢いを失い、一時(9月5日~9日)はお気に入り登録数が減少する事態になっていた。

 同ドラマは、日本ではまだ制度としての確立も曖昧な“おとり捜査”に真正面から挑む、警視庁内の異端チーム・スティンガース(警視囮捜査検証室)の活躍を描く、完全オリジナルの爽快コンゲーム(だまし合い)エンターテインメント。チープな作りながら、ノリとテンポの良さが好評だったが――。

 9日放送の第8話は、スティンガース室長・二階堂民子(森川)が警察庁審議官・西条巧(玉山鉄二 /45)から、結婚披露宴に参加する指名手配犯たちをおとりにかけて捕まえてほしいと依頼を受ける。それは、日本の2大麻薬カルテルである、「城山会」の会長の三男と「利根川ユニオン」の代表の次女の結婚式だった。

 当日の招待客リストの中には、警察が把握していない7名がおり、指名手配犯が偽名を使って式に参加するとみられている。そこで式場に現れた彼らをおとりにかけ、一気に逮捕するのだ。抗争状態の組織が集まるという異常な緊張状態の中、スティンガースは式場スタッフや参列者として潜入するが……という展開。

 X上では、《ゆる〜く観てるのでそれなりに楽しめてる。玉山鉄二含めスティンガースのメンバーのノリがいいので息抜きになってる》《意外とだまし合いが少なくて、いつもよりも頭を使わずに楽しく観れた》《登場人物みんな愛おしいし、展開面白いし、完結するし、明るい》など、何も考えず楽しめるところが好評だった。