「働き方改革関連法」が2019年に施行されてから、職場のあり方も年々変わってきている。世代によって違う仕事への考え方も徐々に刷新されてはいるが、最近「残業キャンセル界隈」とう言葉がSNSのトレンドワードになり、物議を醸した。
「残業キャンセル界隈」とは、仕事が終わらなくても定時で帰ってしまう人のことで、若い世代すべてがそうではないが、上の世代からは無責任だという声もあがった。
そこで今回は20~30代の会社員100人に「仕事でキャンセルしたいこと」について聞いてみた。(自社リサーチ)
第8位には、朝礼、お茶出し、社内派閥が同率ランクイン。
最近ではあまり見ない光景だが、朝礼で情報の共有やコミュニケーションを図るという職場もある。一方で、社内のSNSなどでの情報共有が進む現代には不要という声も多い。
「必要事項はメールなどで充分だと思う」(37歳/女性/会社員)
「無駄な時間」(39歳/男性/会社員)
来客へのお茶出しは別として、社内でのお茶出しは業務外の雑用としてキャンセルしたいという声も。
「年功序列が気持ち悪い」(38歳/男性/会社員)
「なくていい」(30歳/男性/会社員)
社内派閥があるという職場も少なくない。個人の評価や人事に影響があるということはなくても、職場内の人間関係などが複雑と感じる人もいる。
「社内でいがみ合ってもしょうがない」(36歳/男性/会社員)
「ただただ面倒くさい」(39歳/男性/会社員)