櫻井翔(43)主演の土曜ドラマ『放送局占拠』(日本テレビ系/毎週よる9時)が、9月20日に最終回(第10話)を迎えるが、物語の終幕を前に考察が盛り上がっている。
同ドラマは、『占拠』シリーズ3作目で、妖怪の面で顔を隠した武装集団・妖のメンバーが、東京都知事選挙に向けて選挙特番を放送中の「テレビ日本」を占拠。警視庁の立てこもり犯罪対策班(BCCT)の捜査員・武蔵三郎(櫻井)が立ち向かう、タイムリミット・バトル・サスペンス。
13日放送の第9話は、テレビ日本の7.5階にある扉の施錠には、警備部長・屋代(高橋克典/60)と奄美プロデューサー(戸次重幸/51)の生体認証が必要であることを、般若・伊吹(加藤清史郎/24)が突き止める。そこは、傀儡子が隠蔽してきた犯罪の証拠を残す、闇のデータ保管庫だった。
一方、凶弾に倒れた屋代は、裕子(比嘉愛未/39)の懸命な処置もむなしく息を引き取ってしまう。スタジオでは傀儡子を炙り出す「死の記者会見」がスタート。そして、武蔵は傀儡子に関わる重要な証拠を奄美のデスクで発見するが、バディを組んでいたはずの大和(菊池風磨/30)に襲われ……という展開。
死の記者会見で爆死の危機が迫り、恐れをなした知事候補・沖野(片岡礼子/53)が、「傀儡子は、屋代警備部長です!」と明かし、ラストは伊吹が「私たちの本当の標的は、テレビの前にいるあなた、です」とカメラに向かって告げるなど、考察の盛り上がりを狙う匂わせ描写が多かった。
しかし、X上では、《沖野聖羅が持っているタグの名前の倉橋綾子だったり、武蔵が辿り着いたシマウラチグサがどう絡んでくるのか、PM PLANも謎のまま、多くの「どういうこと?」があと1時間で全て回収されるとは思えない》《これ、傀儡師は視聴者の皆さん自身ですってオチじゃないよな…》などと、考察は混乱気味だ。