■「R-1王者」に松本人志が放った厳しい一言

 ここ数年は『M-1』と並んで『キングオブコント』にも夢がある。

「2021年のチャンピオンの空気階段は大ブレイク。昨年のチャンピオンのビスケットブラザーズは関西を中心に大活躍。3月25日放送の『キングオブコントの会2023』(TBS系)にも出演しました。

 そして、準優勝だったコットンは1月から『ラヴィット!』(TBS系)のロケコーナーを担当。4月からは『ヒルナンデス!』(日本テレビ系)の月曜レギュラーを務めることになりました」(前出のお笑いプロ関係者)

 片や、ウエストランド・井口浩之(39)が「M-1には夢があるが、R-1には夢がない」とネタにしたように、『R-1グランプリ2023』のチャンピオンに輝いた田津原理音(29)の活躍はまだあまり聞こえてこない。

※画像は田津原理音の公式ツイッター『@pen_my』より

 田津原は3月19日の『ワイドナショー』(フジテレビ系)に出演。この日で番組を卒業したダウンタウン松本人志(59)の前で、『R-1』を制した「トレーディングカードネタ」を『ワイドナショー』仕様にアレンジしたネタを披露した。

 その後、スタジオで他の出演者らとトークを展開していると、松本に「平場がすごく弱いって噂で聞いてて」「何ひとつ笑いが……」とバッサリ斬られる場面があった。

「第7世代は実力や華のある芸人が生き残り、賞レースでは『M-1』と『キングオブコント』は夢があるものの、『R-1』にはない。この1年で芸人界の新たな格差が顕在化したとも言えるのかもしれません」(前同)

 2023年にブレイクする芸人、消える芸人は果たして!?