元タレントの中居正広氏(53)とフジテレビの元アナウンサーAさんとのトラブルから発展したフジテレビ問題。フジテレビが港浩一元代表取締役社長(73)と大多亮元専務取締役(66)に対し50億円の損害賠償を求めて東京地裁に提訴した一方で、中居氏の代理人弁護士はフジなどが立ち上げた第三者委員会の調査に抗議し、資料開示と釈明を求める文書を発表しており、完全な解決には至っていない状況だ。
中居氏の代理人弁護士は5月12日、第三者委員会の報告書に中居氏に対するヒアリングが反映されていないこと、および中居氏のトラブルについて「性暴力」であると断罪したことについて抗議する文書を公開。関連する証拠などの開示請求と釈明を要求した。その後、2度にわたって第三者委員会からの回答があったものの、納得できるものではなかったとのことで、合計3回にわたって資料開示と釈明要求の文書を発表している。中居氏サイドは、今なお徹底抗戦の姿勢を見せ続けている状況だ。
そんななか中居氏を巡っては、復帰に向けて動き出しているとの話が浮上し始めている。
「8月23日に『女性自身』(光文社)のウェブ版で配信された記事では、中居氏がYouTubeもしくは個人サイトで動画配信をする構想を考えているとのテレビ局関係者の証言が紹介されました。
また、9月11日発売の『女性セブン』(小学館)では、福祉活動を復帰の場にすることが検討されていると報じています。同記事では、知人が運営に携わる施設を訪問するという具体的な計画もあるという知人の証言も掲載。少なからず何らかの動きがあるという見方が強まっています」(スポーツ紙記者)
そうした状況下で、“中居氏サイド”に妙な動きがあったという。ワイドショー関係者が言う。
「中居氏の代理人を務める弁護士が所属する『東京丸の内法律事務所』のホームページには、トップページに中居氏関連のトピックを発信する特設リンクがあって、弁護団が何か情報を発信する際は、そこに公開されるようになっています。しかし、このページが何の予告もなく見られなくなったんです」
いったい何があったというのか。たしかにサイトを確認すると、
《フジテレビの第三者委員会調査報告書(中居正広氏関連)に対する釈明要求等の7月5日付文書、及びこれまでの文書については、以下のページをご覧下さい》
《フジテレビの第三者委員会調査報告書・開示請求(中居正広氏関連)についての問い合わせは、以下のページをご覧下さい》
といったリンクがあるが、16日時点ではこちらが閲覧できない状態になっていたのだ。また、SNSユーザーからも、この特設リンクを開こうとすると、《503 Unavailable》と表示され、アクセスできなくなっているとの報告も。“503”のエラーメッセージは、そのサイトがなんらかの理由で表示できなくなっていることを意味するものだ。