■「高いに決まってる」会場の質・規模から納得の声も
中森は2010年10月末に、体調不良を理由として無期限の音楽活動の休止を発表。その後は14年末の『NHK紅白歌合戦』出場や、16年末と17年末のディナーショー開催などはあったが、17年末のディナーショーを最後に、長らく活動を休止していた。
しかし、22年8月、中森はツイッター(現X)と公式サイトを開設し、新事務所の設立とともに再始動を宣言。23年11月に『林哲司50周年記念トリビュートアルバム サウダージ』内で、中森がセルフカバーした新録曲『北ウイング-CLASSICC-』が発表され、さらに同年12月に『中森明菜 オールタイムリクエスト』(ニッポン放送)でおよそ9年ぶりのメディア出演を果たすなど、本格的な復活を果たした。
そして、24年7月12日から15日にかけて、中森は都内のライブハウスで、ファンクラブ限定イベントを開催。中森がファンの前で歌を披露するのは約6年半ぶりのことだった。チケットは1枚7万1300円という高額だったが、発売後即完売したという。
「昨年7月の限定イベントは、中森さんが歌を披露するだけでなく、そこでしか聞けないトークも繰り広げられるなど、ファンにとって貴重な体験が楽しめる場所だったといます。今年12月のディナーショーもそうなりそうですよね」(前出の女性誌編集者)
また、今回のディナーショーの会場は、どちらも人気のホテル。特にザ・リッツ・カールトンホテル大阪は、2024年に世界有数のトラベルガイド『フォーブス・トラベルガイド』の「ホテル部門」で、2年連続かつ大阪で唯一の五つ星を獲得した超高級ホテルである。
そんな会場での、限定グッズや食事つきのディナーショーが高額なのは当然という見方もあり、
《リッツカールトンでディナーショーって、めちゃくちゃ高いに決まってる》
《会場がリッツカールトン大阪 収容は700席前後でしょうか? 事務所直轄の運営ではない分、チケット代が高めなのは仕方ないのかな》
といった、納得している声はやはり多い。
「中森さんには、大晦日の『NHK紅白歌合戦』への出場に期待する声もありますが、ディナーショーのスケジュールを考えると『紅白』のリハーサル参加などは難しい。ですので、“望み薄”報道も出ていますよね。そういう意味でも、12月開催のディナーショーは、中森さんの今の歌声が聞ける、貴重な場となりそうですね」(前同)
昨年は、7万1300円のチケットがプレミア化した中森。今回も、同じことが起こるかもしれない。