今田美桜主演のNHK連続テレビ小説『あんぱん』が9月26日に最終回を迎え、9月29日からは高石あかりが主演を務める『ばけばけ』がスタートする。『ばけばけ』は松江の没落士族の娘・小泉セツをモデルとした朝ドラで、外国人の夫と出会い、ともに怪談を愛する中、明治の日本で埋もれてきた名もなき人々の心の物語に光をあて、代弁者として語り紡いだ夫婦の生涯を描くという。
『あんぱん』の今田も評判だったが、高石がどんなヒロインを演じるのか今から楽しみだ。朝ドラヒロインといえば日本中からの注目を集め、今後の飛躍にもつながる。これまでも記憶に残るヒロインは多かった。そこで今回は2020年以降の朝ドラに注目、40~60代の女性100人に「最高の朝ドラヒロイン」について聞いてみた。(自社リサーチ)
杉咲は、2020年度後期放送『おちょやん』で、名脇役として活躍した上方女優・浪花千栄子さんをモデルにしたヒロインを好演。明治末期、大阪の貧しい家庭に生まれ、9歳で奉公に出された主人公・竹井千代が芝居の世界に飛び込み、“大阪のお母さん”と親しまれる大女優に成長する姿を自然な大阪弁で演じきった。
「一生懸命さがかわいかった」(52歳/女性/主婦)
清原は、2021年度前期放送の『おかえりモネ』で、宮城県の気仙沼で生まれ育ったヒロイン・永浦百音役を演じた。ヒロインが試行錯誤しながらも気象予報士となって故郷への貢献を目指す物語で、複雑な内面を再現する繊細な演技も高い評価を得た。
ヒロインの相手役の若手医師・菅波光太朗は、現在4年交際した女性と永野芽郁との“二股三角関係”が報じられている坂口健太郎が演じていた。
「正統派ヒロインという感じだった」(54歳/女性/パート・アルバイト)
「とにかく美しかった」(53歳/女性/自営業)
福原は、2022年度後期放送の『舞いあがれ!』で、ものづくりの町・東大阪と自然豊かな長崎・五島列島などを舞台に、町工場で生まれたヒロイン・岩倉舞を演じた。ヒロインが周囲の人との絆を深めながら空を飛ぶ夢を追う姿が描かれ、SnowMan・目黒蓮、赤楚衛二など、注目のイケメン俳優たちが相手役を演じたことでも注目を集めた。
「清純派で真面目な感じがよかった」(57歳/女性/パート・アルバイト)
「成長する姿にはげまされた」(61歳/女性/パート・アルバイト)
「優しいビジュアルに癒された」(57歳/女性/主婦)
第7位(5.0%)は、『エール』二階堂ふみ。
二階堂は、2020年度前期放送の窪田正孝主演『エール』で、ヒロインを演じた。昭和の天才作曲家・古関裕而さんをモデルにした夫婦の物語で、窪田演じる主人公と妻・音の物語で、二階堂は夫の才能を誰よりも信じて支える太陽のような明るいキャラクターを好演した。
二階堂は、8月にメイプル超合金のカズレーザーとの結婚を発表したことが話題になった。
「見ていて楽しい気持ちになったし、歌うシーンも良かった」(56歳/女性/会社員)
「もともと好きな女優だから楽しかった」(54歳/女性/主婦)
「天真爛漫で、暗いシーンも含めて表情が良かった」(51歳/女性/パート・アルバイト)