2021年12月に急逝した神田沙也加さん(享年35)が生前交際していた俳優・前山剛久(34)が25日までに自身のインスタグラムを更新。その投稿内容に厳しい声が寄せられている。

 この日、前山は《少し肩の力を抜いたら、景色が明るく見えてきました》と前向きなメッセージを添えて、自身のバストアップショットを公開。ブラックスーツを着てまっすぐにカメラを見つめるその表情は、穏やかでありながら力強さも感じられ、言葉どおり落ち着いた精神状態が見てとれる。

「24年12月29日に有料ファンクラブを立ち上げることを報告した前山さんですが、およそ8か月超にわたって、SNSの更新をストップしている状況が続いていました。

 そんな中、9月2日に《2025年、初投稿です》というコメントを添えて、インスタグラムに近影をアップ。その後も9月8日、15日、そしてこのたび22日に近況を投稿しており、ここにきて更新ペースが上がってきています」(女性誌ライター)

 前山は『刀剣乱舞』シリーズなどの2.5次元舞台を中心に活躍していたが、21年12月、ミュージカル『マイ・フェア・レディ』公演期間中に、共演者でもあった恋人の沙也加さんが急逝。

 当時、複数のメディアで前山が沙也加さんを罵倒していたことや二股疑惑などが取り沙汰されていたことから彼への批判が殺到し、前山は22年1月に体調不良を理由に芸能活動を休止。同年6月に所属していた事務所を退所した。

 そんな前山だったが、24年8月配信の『週刊女性PRIME』のインタビューを受けて芸能活動再開を宣言。同年11月に東京・シアターサンモールで上演予定だった舞台『ある日の通り雨と共に』に出演することも発表されたが、同9月20日には上演中止が決定。

 舞台の主宰はXで《関係各所と協議の上、安全性の確保が困難になったと判断しまして上演を見送らせていただくこととなりました》と説明した。

「前山さんは24年10月にYouTubeチャンネルとTikTokアカウントを開設し、騒動に対する謝罪動画やショート動画をアップしましたが、ことごとく炎上。250日ぶりとなった先の9月2日の投稿にも、SNS上で批判が殺到しました。

 さらに、このたびの《少し肩の力を抜いたら…》というポジティブな投稿に対しても、《思うのは自由だけど発信はしないで》《肩の力を抜くのは勝手だけど、罪の意識だけはいつまでも抜けないようにしなければいけない》《もはや喧嘩を売ってるみたい やっぱり人間性がよくわかる》など、沙也加さんファンを中心に根強い反発の声が上がっています。

 騒動から3年半以上が経とうとしていますが、これだけ反発が強いと、やはり起用する側にとっては話題性以上に大きなリスクが伴いますよね。オファーをしようにもなかなか難しい状況は、以前から変わっていないように見えますが……」(前同)

 24年12月16日に更新されたインスタでは、《俳優を引退してから、約3年。自分には役者しかないと思いながら、準備をしてきました。韓国に留学をしたり、様々な方にご相談をしたり。そして、やっと辿り着いた先日の舞台復帰が中止に終わり、かなりショックを受けました》と複雑な胸中を綴っていた前山。

 一時はストップしていたSNSの更新頻度が上がってきているところを見ると、何か新たな動きがあるのだろうか。