読売テレビは9月24日、大阪市の同局で社長会見を実施。ダウンタウン松本人志(62)と浜田雅功(62)がMCを務めたバラエティ番組『ダウンタウンDX』(読売テレビ・日本テレビ系)が、異例の時期である6月26日に終了した経緯を説明したが、より疑念を深めた人もいるようだ――。

 同局の松田陽三社長は「32年間の長期間支えていただいた。感謝の言葉しかございません。読売テレビの看板番組を続けていただいた」と感謝し、「ダウンタウンのボケとツッコミの面白さが番組最大の売り物。松本さんが活動休止され、浜田さん1人でMCをされたが、浜田さんも一時休養。代役MCを立てたが“やはり『ダウンタウンDX』は2人のボケとツッコミがないと成立しない番組だ”という声があった」とコメントした。

 番組終了は読売テレビと吉本興業の「阿吽の呼吸」で決定したといい、「吉本興業さんから“どうしますか?”、“終了するとして、後継番組をどうしますか”などと長期間にわたって話をさせていただいた」と説明。そして、「吉本興業さんとの話し合いで4月より前の段階で“6月に番組を終了するかな”という結論に達した」と明かした。

 浜田が体調不良で3月10日より芸能活動を一時休養したことは番組終了に関係していないといい、松本の活動休止が2024年1月から長期にわたったことが終了につながったのか、という問いには「その認識で結構です」と応じた。今後、ダウンタウンを起用した番組を制作するかについては「今のところ、話はございません」とした。

 読売テレビの説明を受けて、

《言いたいことの周辺で留めてる感じ》
《大モメしたんやろなぁ…》
《最終回に本人不在だった事実も胸に残る》
《番組がいずれ終わるのは良いんだけど、そんなことよりあの最終回は酷かったな》
《あの意味不明な最終回の理由を説明せいや!》

 といった意見がXに多数寄せられることになった。

「春と秋、番組改編のタイミングでない6月26日に最終回を迎えた『ダウンタウンDX』ですが、32年続いた長寿番組にもかかわらず、最終回には活動休止中の松本さんはおろか、5月に復帰した浜田さんの出演もなかった。さらに過去のVTRやダウンタウンの映像どころか写真すら使用されず、多くの視聴者から疑問の声が殺到しましたよね」(制作会社関係者)

 最終回は「32年間ありがとうSP」と題し、番組に縁のあるタレントらがドライブしながら“裏話”を語り合うという構成に。

 木村祐一(62)、石原良純(63)、品川庄司品川祐(53)、NEWS増田貴久(39)、河合郁人(37)、THE RAMPAGE・陣(31)、さらば青春の光森田哲矢(44)、クワバタオハラ・くわばたりえ(49)、ベッキー(41)、勝俣州和(60)、アインシュタイン河井ゆずる(44)、山之内すず(23)の12人のゲストが3人ずつ、それぞれ4台の車に乗って『ダウンタウンDX』の思い出について語った。

「『ダウンダウンDX』は32年続いた番組で、すでに亡くなられている大御所芸能人を含めてこれまで多くの豪華ゲストが出演してきた番組です。そんな大御所たちとダウンタウンが絡んだ過去のVTRを振り返るだけでも見応えのある内容になったはずですが、ダウンタウンの映像や写真も使われず、過去のコンビのエピソードもイラストでの再現になり、多くの視聴者が驚くことになりました」(前同)

 当時Xには、

《ダウンタウンDX、松ちゃんどころか浜ちゃんまで不在なのか…》
《ダウンタウンのでーへんダウンタウンDXの最終回って何?(笑)》
《32年間ダウンタウンが積み上げて来た番組の最後がこれかよ 過去映像すら使わずイラストのみとか読売との確執が浮き彫りになっただけやん》

 といった声が上がっていた。