■『浜ちゃんが!』も終了でダウンタウンは読売テレビと決別か
6月27日、『ダウンタウンDX』を担当していた放送作家がブログを更新し、《夜、恵比寿で『ダウンタウンDX』打ち上げ。みんなで最終回のオンエアを観るという趣向。前代未聞の最終回となった》と最終回に言及。
《ネット記事で、最終回の内容に関する予想がいろいろ出ていたが、当てた人はいないだろうなあ》とし《おそらく非難轟々だろうけど、いろいろとお察しください。そして、これもまたダウンタウンの逸話のひとつとして、記憶して頂けると幸いです》と意味深に綴ったことも話題を呼んだ。
「番組は4月より前に終了することが決定したということですが、改編期ではない6月に終了する時点で普通ではありませんからね。芸能活動を再開していた浜田さんの出演もなく、過去映像も使えない……正直、“揉めた”以外は考えられませんよね。番組作家の《いろいろとお察しください》という言葉からもそれがうかがえます。実際、松本さんの弁護士が読売テレビに抗議してもいましたしね」(前出の制作会社関係者)
24年夏には、自身の女性トラブルを報じた『週刊文春』(文藝春秋)を訴えた松本の代理人である田代政弘弁護士が『情報ライブ ミヤネ屋』(読売テレビ・日本テレビ系)の内容に抗議することに。
同年7月11日発売の『週刊文春』は、田代弁護士が探偵を雇って告発者であるA子さんを尾行したり、証人として出廷するのを止めさせようと水面下で交渉していたなどと報道。田代弁護士は事実に反するとして反論。さらに田代弁護士が所属する「八重洲総合法律事務所」は翌12日、文春の報道を取り上げた『ミヤネ屋』に対して抗議を申し入れたと公式サイトで発表した。
「当時、松本さんが『ミヤネ屋』を放送する読売テレビの姿勢に疑問を抱いているとも言われましたし、そして、松本さんの復帰が叶わないなかで長い付き合いである読売テレビが『ダウンタウンDX』の終了を決めたことに浜田さんが不満を抱いているのでは、ともささやかれましたね。
また、浜田さんは『ダウンタウンDX』に対して、若手が目立つような構成にしてほしいという意向があったが、番組の構成はなかなか変わることがなく、それに不満を感じていたとも関係者の間では話されていました。
そして、ここにきて浜田さんの冠番組『浜ちゃんが!』(読売テレビ)も終了することになりましたね」(前同)
9月24日の読売テレビの社長会見では『浜ちゃんが!』が同日の放送をもって終了することが発表された。
田中雅博コンテンツセンター長は終了の理由を「総合的な判断」と説明。番組は08年10月から前身番組の『浜ちゃんと!』がリニューアルする形でスタートし、前身番組からだと放送は22年に及んだ。番組終了が最終回の放送当日になったことについては「制作過程についてはお答えできない」とし「いいタイミングがなかった。吉本興業様としっかり話し合いを重ねたうえで、ということ」と説明した。
「“揉めた”としか考えられない異例の最終回となった『ダウンタウンDX』に続いて『浜ちゃんが!』も終了。“ダウンタウンが読売テレビと決別したのでは……”テレビ界ではそんな見方がされていますね。
11月から開始予定のネットの番組『ダウンタウンチャンネル(仮)』では、ダウンタウン、松本さん、浜田さんの過去のテレビ番組の映像が見られるようになるのでは、と言われています。スタッフが各局と交渉しているという話も聞こえてきていますが、『ダウンタウンDX』、そして読売テレビの番組は入らないことになりそうですね……。
そんな『ダウンタウンチャンネル(仮)』は11月開始に向けて、急ピッチで準備が進んでいるそうです。撮影のために都内のスタジオは押さえられていて、そして、バイきんぐの小峠英二さん(49)など後輩芸人の出演も噂されていますね」(同)