■見取り図がメインの後番組は大苦戦
『ダウンタウンチャンネル(仮)』が開始に向けて動いているというなか、異例のタイミングで終了した『ダウンタウンDX』の後番組は“苦戦”を強いられているようだ。前出の制作会社関係者が言う。
「『ダウンタウンDX』の後番組として新たにスタートしたのが見取り図の『見取り図の間取り図ミステリー』(読売テレビ・日本テレビ系)なんですが……なかなか視聴者に受け入れられてはいないようです。レギュラー化から間もなく3か月が経ちますが、視聴率はかなり苦戦していますね」(同)
『間取り図ミステリー』は国内外の「不思議な間取り図にまつわる謎」をクイズ形式で解き明かしていくバラエティ番組。6回の特番を経て7月10日に木曜22時枠でレギュラー放送がスタートした。
「今、テレビ各局は個人視聴率に加えて13~49歳の個人視聴率であるコア視聴率を重視していますが、9月4日の『間取り図ミステリー』のコア視聴率は1.7%(すべてビデオリサーチ調べ、関東地区)でした。“ダウンタウン不在”の『ダウンタウンDX』最終回のコアが3.1%でしたからね。若年層の視聴率が明らかに落ちているんです。プライム帯で1.7%というのは危険水域とも言えるでしょうね。
見取り図が悪いわけではないのですが……ダウンタウンとはあまりにも格が違いますからね。読売テレビは『ダウンタウンDX』の終了は“阿吽の呼吸”で決まったと説明しましたが、後番組は大苦戦しており、やはり32年間続いたダウンタウンの看板番組の突然の終了の余波はかなり大きそうですね……」(同)
松本の活動再開は『ダウンタウンチャンネル(仮)』でということになりそうだが、やはり、ダウンタウンの動向はテレビ界に大きな影響を及ぼすようだ。