今田美桜主演NHK連続テレビ小説『あんぱん』が9月26日に最終回を迎え、9月29日からは高石あかりがヒロインを演じる『ばけばけ』がスタートする。9月24日にはNHK大阪放送局で、今田から高石へ“バトンタッチセレモニー”が行われたことも話題になった。
今田がヒロインを演じた『あんぱん』は、国民的キャラクター『アンパンマン』の漫画家・やなせたかしさんと妻の小松暢(こまつのぶ)さん夫妻をモデルに、今田が暢さんをモデルにしたヒロイン・朝田のぶ、北村匠海がやなせさんをモデルにした柳井嵩を演じ、2人の生涯が描かれた。
『あんぱん』はメインの2人も好評だったが、“主役食い”と呼ばれるほど周囲のキャラクターも立っていたことが魅力だった。そこで今回は30~60代の女性100人に「『あんぱん』ヒロイン夫婦超えキャラ」について聞いてみた。(自社リサーチ)
第10位は、中島歩(若松次郎)。
中島演じた若松次郎は、ヒロイン・のぶの最初の夫。穏やかで、いつもやさしく妻を見守る夫だったが、戦後に結核若くして亡くなってしまった。
「温かく包容力があり、非の打ちどころがなかった。あの時代に女性への理解があり、完璧な旦那様でした。亡くなられてとても残念だった」(56歳/女性/自由業)
「心が広くて優しい理想的な夫だった」(41歳/女性/会社員)
第8位には、原菜乃華(朝田メイコ)、Mrs. GREEN APPLE・大森元貴(いせたくや)が同率ランクイン。
原菜乃華が演じた朝田メイコは、ヒロインの2人の妹の末っ子で、歌が好きで天真爛漫な性格。後に崇の親友である辛島健太郎(高橋文哉)と結婚、2人の子ども母となる。
「かわいらしい笑顔が素敵だった」(35歳/女性/パート・アルバイト)
「若いのに演技がうまかった」(68歳/女性/公務員)
Mrs. GREEN APPLE・大森元貴が演じたいせたくやは、いずみたくさんをモデルにした音楽家で、崇とともにミュージカル制作に携わるなど、仕事を通して深くかかわっていく。
「歌声も聞けたし、何より個性的だった。離婚を何度繰り返しても、それでも前向きで魅力的だった。少し笑えるキャラが良かった」(53歳/女性/自営業)
「ご本人が好きなのでとても良かった」(65歳/女性/主婦)