■「『あんぱん』ヒロイン夫婦超えキャラ」、「繊細な表情が胸を打った」のは
第7位は、松嶋菜々子(登美子)。
松嶋演じた登美子は、崇と弟の千尋の実の母で、彼らの父親で夫の清(二宮和也)を早くに亡くして再婚、清の弟・寛(竹野内豊)と千代子(戸田菜穂)夫婦に預けて家を出る。美しく勝気な性格で、再婚先から出戻って成長した崇を翻弄するがどこか憎めない、奔放で強烈なキャラだった。
「美しすく、あの優しい声で毒を吐くのがよかった」(56歳/女性/パート・アルバイト)
「松嶋菜々子の演技を久々に見られたこと自体が魅力的だった」(49歳/女性/パート・アルバイト)
「ひどいところもあったけどきれいだった」(59歳/女性/会社員)
妻夫木聡が演じた八木信之介は、戦中は崇の上官で物静かで思慮深い性格。軍隊では、周囲の暴力から崇をかばう場目も多かった。戦後、崇たちと再会。密造酒販売をしながら戦争孤児の面倒を見ており、後に雑貨店を営み、ヒロイン家族との関係も深い。終盤には新会社を立ち上げ、『アンパンマン』を広げることにも貢献していく。また、ヒロインのすぐ下の妹・蘭子と互いに好意を寄せあう仲になる。
「常に献身的な人だった」(41歳/女性)
「ぶっきらぼうで冷たい人と思ったが、いろんな面で助けてくれるいい人だった」(54歳/女性/会社員)
「不愛想だが、優しく頼りがいのある人物」(54歳/女性/パート・アルバイト)
津田健次郎が演じた東海林明は、ヒロインが務めることになった高知新報の編集局主任で後に月刊くじらの編集長となる。報道に情熱を持つ人物で、ヒロイン、崇とのかかわりも深くなり、2人が一緒になるために背中を押した。
「2人にとって大きな存在だった」(47歳/女性)
「津田さんの演技に魅了された」(65歳/女性/主婦)
「ヒロインたちを応援する姿に感動した」(39歳/女性/パート・アルバイト)
第4位は、河合優実(朝田蘭子)。
河合が演じた蘭子は、ヒロインの妹でしっかり者の次女。序盤で、朝田家の祖父で石工の釜次(吉田鋼太郎)の弟子で家族同然の原豪(細田佳央太)と出征前に婚約するが、豪は戦死。豪を一途に想い続け、戦中に軍事教育に染まった姉に反発するも、後によき理解者となる。物語後半ではライターとして働いており、自分と同じように戦争で愛する人を失い、考え方の近い八木にひかれていく心の動きも描かれ、最終回の直前回では、八木からプロポーズされるシーンも話題になった。
「繊細な表情が胸を打った」(57歳/女性/会社員)
「八木さんから指輪を渡された! 八木さんとの、新たな出発になりそうな最終回前の回にひきつけられた」(54歳/女性)
「演技がとても光っていた」(66歳/女性/パート・アルバイト)
「演技力が高く、印象に残るシーンが多かった」(45歳/女性/学生・フリーター)
■「『あんぱん』ヒロイン夫婦超えキャラ」ランキング
1位 竹野内豊(柳井寛)
2位 阿部サダヲ(屋村草吉)
3位 江口のりこ(朝田羽多子)
4位 河合優実(朝田蘭子)
5位 妻夫木聡(八木信之介)
5位 津田健次郎(東海林明)
7位 松嶋菜々子(登美子)
8位 原菜乃華(朝田メイコ)
8位 大森元貴(いせたくや)
10位 中島歩(若松次郎)