木村拓哉(52)が絶好調の一方で、木村と工藤静香(55)の娘・Koki,(22)は“正念場”を迎えているようだ――。芸能プロ関係者は言う。

「木村さんは言わずと知れた大スター。俳優業も絶好調で、これから2本の映画公開が控えていますよね」

 木村は、11月21日公開の巨匠・山田洋次監督による、フランス映画『パリタクシー』のリメイク映画『TOKYOタクシー』に出演。来年には、長岡弘樹氏の小説を原作に、フジテレビで2020年からドラマ化されている木村主演の『教場』シリーズの映画『教場III』(仮)の公開も控えている。

「『教場』の続編は2部作で、前編の映画『教場 Reunion(リユニオン)』は26年の1月1日からNetflixで配信スタート。後編となる映画『教場 Requiem(レクイエム)』は2月20日から劇場公開されます。生徒役も元日向坂46の齋藤京子さん(28)、timelesz佐藤勝利さん(28)、KEY TO LITの猪狩蒼弥さん(23)、人気女優の井桁弘恵さん(28)など豪華。大ヒットが期待できそうですよね。

 木村さんにそうした明るい話が聞こえてくる一方で……Koki,さんは、なかなか思うようにいかない状況が続いているようです。

 Koki,さんは、母・静香さんのプロデュースもあり、モデルとして海外で活躍。さらに女優としてハリウッド進出を見据えてヨーロッパ映画に2本出演しましたが、映画は爆発的なヒットには至らず。国内でもほとんど話題になっていないですよね」

 Koki,は、モデルとしてはイタリア発のランジェリーブランド・Intimissimi(インティミッシミ)の日本初のローカルアンバサダーに起用されたことが9月29日に発表されるなど活躍している。

 その一方で俳優としては、デビュー作である主演映画『牛首村』(2022年)の時から業界内では、ネイティブレベルの英語力が裏目に出ている、という指摘もあったようだ。

「Koki,さんは、幼少期からインターナショナルスクールに通い、英語は本当に堪能。もちろんバイリンガルというのは非常に心強い武器で、モデルなど、Koki,さんが海外で仕事をする際は存分に役立っています。

 しかし、演技となると話は別。英語がネイティブレベルで染みついてしまっている影響が、日本語の発音にも出てしまっている、という評価もあるといいます。それを気にしたところもあるのか……プロデューサーの母・工藤さんは英語力を生かせるハリウッド進出を目指したとも言われていますね」(前同)

 その後、Koki,は、日本では今年1月24日に公開されたアイスランド映画『TOUCH/タッチ』(現地では24年5月公開)、日本未公開映画のイギリス映画『TORNADO』(現地では今年6月公開)――2本のヨーロッパ映画に出演した。