■“朝ドラ受け”の華丸も言及「書いてある名前がすごい小さくて。全国のおじいちゃんおばあちゃんが…」
『ばけばけ』オープニング映像のクレジット表記に対しては、
《タイトルの字幕が小さすぎて、読めない。初っ端からストレス溜まる》
《第一回を見た段階では大きな期待はずれになる予感が...タイトルの字幕が小さすぎて、読めない。初っ端からストレス溜まる大丈夫か?》
《ばけばけのopゆったりしてええ感じやけど、キャスト欄の文字小さすぎておばさんには見えづらい…》
《雰囲気良い感じだしオープニングおしゃれなんだけどおしゃれがゆえにクレジットの文字だいぶ小さくて、NHKらしからぬ(老若男女に向けた放送)挑戦的な姿勢…字がちいせえよ!ってクレームこないといいな…》
といった、“文字が小さくて読みづらい”という指摘が殺到しているのだ。
朝ドラ終了直後の“朝ドラ受け”が定番となっている生活情報番組『あさイチ』でも、MCの博多華丸・大吉の華丸(55)が「あえてでしょうけど」とフォローしつつ、「書いてある名前がすごい小さくて。全国のおじいちゃんおばあちゃんが、こう……」と、画面に顔を近づけるポーズを取り、オープニングの文字サイズに触れていた。
そして、『ばけばけ』のオープニングを引き合いに、
《前作みたいに朝からチャカチャカした曲調じゃなくていいんだけど、キャストやスタッフの表示が小さい字で横に表示されてるので読めん(笑)》
《前作がちょっと奇をてらいすぎた反動か、主人公二人の静止画とめっちゃ落ち着いた感じなのはいいけれど、朝ドラ受けでもあったように年寄りには文字が小さすぎ》
《ばけばけ。シンプルで穏やかなOPで良し。(ドラマの時代背景に合わないCGに半年うんざりしていたのでw) でも文字はもうちょっと大きくw》
と、前作『あんぱん』のオープニングを連想する声も多く寄せられている。
『あんぱん』の主題歌は、RADWIMPSによる『賜物』。従来の朝ドラの主題歌とは一線を画した、良くも悪くもRADWIMPSらしい、スピード感あふれる独特のメロディラインの楽曲として話題になった。
オープニング映像も、主演の今田が主人公の “朝田のぶ”ではなく“現代人の代表”の衣装で近未来のような空間を“光る線”に導かれながら走る――という、今田が主演のMVのような仕上がり。歌も映像も朝ドラの王道から少し外れたとも言える内容だったため、“最後までOPソングが馴染んでいない”という声が多かった。
「中身は全く違いますが、『ばけばけ』も『あんぱん』と同様、朝ドラの顔とも言えるオープニングにに対して、ツッコミの声が出てしまったということですね。
朝ドラの視聴者は、何年にもわたり何作も朝ドラを見てきているので、自分の中に“朝ドラの定番”があり、そこからずれるものに拒否反応を示す人が一定数いるのかもしれません。ただ、『ばけばけ』のクレジット表示は確かにかなり小さかったですね。『あんぱん』のそれと比べると、だいだい2分の1程度ですからね。
朝ドラの視聴者にはシニア層も多く、老眼の方や視力が落ちてきている人も多いでしょうからね……。クレジットの部分だけですから、修正されて、来週には大きくなっている展開もあるかもですね。
ただ『ばけばけ』の場合は、主題歌『笑ったり転んだり』のゆったりとした曲調などには好意的な意見も多いので、今後、オープニングが本編により馴染んでいくのを期待したいですね」(前出の女性誌編集者)
オープニングのクレジットにはツッコミの声も入った『ばけばけ』だが、同時に《冒頭から高石あかりちゃんの演技がすごいのがわかる》など主人公の高石をはじめとするキャストたちの演技、ストーリーに期待する声も多い。今後、どんな朝ドラになっていくか、楽しみな視聴者は多いだろう。