■ナレーションの「トラブルの連続」に国分太一を連想する声…

『DASH造船計画』は、島からの行動範囲を広げるために船をつくるプロジェクトとして、昨年11月(放送は今年1月12日から)にスタートしたが、国分の不祥事によって5月25日放送回を最後に凍結状態に。しかし、7月27日放送回で、城島茂(54)が「まだまだ諦めたくない」と、スタッフや専門家に頭を下げ、企画を引き継いで再始動する様子が伝えられた。ここでも、国分の名前が出ることはなかった。

 そして9月21日放送回では、内側部分を仕上げるため、宙吊りになっている長さ9メートル・重量500キロの船を180度ひっくり返すという、プロジェクトの山場が描かれた。そこで過去を振り返るVTRが流れた際に「去年11月から始まった船造り。ここまで、トラブルの連続。一筋縄ではいかなかった……」というナレーションに合わせて作業工程が放送されたのだが、

《造船で一番のトラブルは、、、前船長》
《トラブルの連続(責任者更迭)》
《1番のトラブルは、国分が抜けてしまったことだろうな人手がますます足りないことに…》

 といった声が、視聴者から相次いだのだ。

 また、当初は国分も携わっていて、9月28日放送回では8月の作業内容が紹介された『DASH村25年目の米作り』では、2001年11月放送回の、城島がかまど作りをするVTRが流れた。ここでは城島の顔をズームにしたような編集があったためか、

《DASHの過去映像も大変だよね…。映せない人達いるよね?スタッフ頑張ってるな…と思って見てしまいました》
《鉄腕DASH、25年とかやってるのに過去の映像がほぼ使えないの、見てて悲しすぎるからあんまり使わないで一時的に忘れさせてほしい》
《色々な制約で過去の映像がどんどん使えなくなってきているな》

 といった、過去映像の制約を嘆く声も寄せられている。視聴者の声が“映せない人達”と複数形なのは、山口達也氏(53)も同様に過去VTRから極力カットされているからだろう。山口氏は18年4月末に強制わいせつ容疑で書類送検される不祥事を起こしたことで、TOKIOを脱退して番組からも降板したことで知られる。

 なお、同じく元TOKIOの長瀬智也(46)も21年3月末に番組を降板したが、こちらは純粋に“芸能界引退”が理由での脱退・降板のため、過去VTRでもカットされずに登場することは珍しくない。

「現在の山口さんは芸能界を引退し、自身の不祥事の根幹にあったアルコール依存症の恐ろしさを語る講演活動などを行ない、社会復帰していますが……それでも、やはり過去の犯罪行為のため“青少年に推奨される”番組である『鉄腕DASH』では映像を使用しにくいところはあるでしょうね。そして、国分さんも同様の扱いになりそうだということですね……」(前出のワイドショー関係者)

 国分は重大なコンプライアンス違反があったという事実のみ公表され、その具体的な内容は依然として不明なまま。こうした状況では、他局や企業も彼に仕事を依頼することは不可能にも思えるが……。果たして、国分の今後は――。