高石あかり(22)主演のNHK連続テレビ小説『ばけばけ』の第2週「ムコ、モラウ、ムズカシ。」が10月6日から放送される。9月29日から放送された第1週「ブシムスメ、ウラメシ。」は、初回の平均世帯視聴率(ビデオリサーチ調べ/関東地区)が16.0%で、前期『あんぱん』の初回15.4%を超える好発進となった。

 同ドラマは、松江の没落士族の娘・小泉セツとラフカディオ・ハーン(小泉八雲)をモデルにした、西洋化で急速に時代が移り変わる明治時代の日本の中で、時の流れに埋もれていった人々の物語。怪談を愛する松野トキ(高石)が、外国人の夫のレフカダ・ヘブン(トミー・バストウ/34)とともに、何気ない日常の日々を歩んでいく夫婦の姿を描く。

 第1週は、明治の世になっても、武士の誇りが捨てられず働けない松野家。小学校で将来の夢を聞かれたトキ(福地美晴/10)は、親友・サワの答えに影響され、教師を目指したいと言い出す。ある日、親戚・雨清水タエ(北川景子/39)にお茶の稽古をつけてもらっていると、タエの夫・傳(堤真一/61)がザンギリ髪であらわれる。

 一方、父・司之介(岡部たかし/53)は元部下・金成初右衛門と、うさぎで商売を始めることにする。祖父・勘右衛門(小日向文世/71)は、司之介が商売を始めることに怒るが、トキと母・フミ(池脇千鶴/43)は、変わり始めた司之介を応援する。商売は順調で、司之介は一気に商売を広げようと計画するが……という展開。

 とにかく子役の福地美晴が素晴らしく、X上では《ホントにトキ役の子めちゃくちゃ演技上手いなぁ。いろんな表情や仕草が自然なだけでなく "トキ"という女の子が持つ愛嬌が伝わってくる》《もはや"子役"ではなく一俳優さんとしてドラマをつくってしまう福地美晴さん、すばらしいですね》などと、大きな反響があった。