■江口洋介&石田ゆり子には出演辞退報道

 唐田と伊藤が『102回目のプロポーズ』のメインキャストに起用されることが明らかになると、

《問題起こした人だらけで草 わざとか?》
《唐田えりかと伊藤健太郎って問題児なのでは…フジテレビならではの起用》

 などの厳しい意見がSNSに多数寄せられた。

 ドラマ制作会社関係者は言う。

「『101回目のプロポーズ』は、日本のドラマ史に残る伝説のドラマ。そもそも続編をやること自体に反対している人も少なくありません。『101回目のプロポーズ』で武田さんの弟役を演じた江口洋介さん(57)、同僚役を演じた石田ゆり子さん(56 )は続編の出演を断ったという報道も出ていますが、続編『102回目のプロポーズ』の企画を立ち上げたのが多数のバラエティ番組を手掛けてきた元放送作家の鈴木氏ですからね。

『101回目のプロポーズ』の脚本家の野島伸司さん(62)の了解も得て続編が制作されることになったといいますが、業界関係者の間では『102回目のプロポーズ』は“王道作品”という感じではなく、“企画もの”的なドラマだととらえられているんです。もちろん、制作スタッフは素晴らしい作品を目指して作るわけですが、制作決定の経緯や地上波ではなくFOD先行という部分からもそれが言われていますよね。そのため、バリバリの第一線の俳優である江口さんと石田さんは断ったのではないか、ともささやかれています。

 そして、逆に唐田さんと伊藤さんのキャスティングは“ちょうどいい”という話も言われています。後に地上波での放送も予定されているようですが、まずはFODでの先行配信ですし、“勝負の場”は地上波ではなく配信ということになりますからね」

 唐田、伊藤ともに不祥事から5年以上が経過したものの、『102回目のプロポーズ』の制作発表時に名前が挙がった際に厳しいコメントが寄せられたように、いまだに彼らを“見たくない”と考えている人は一定数いる。

「スキャンダルや不祥事から時間が経ち、その間に世間に評価される結果も出して俳優として再評価されてきている唐田さんと伊藤さんですが、地上波にCMを出すスポンサー企業のすべてが2人に対して“良い顔”をするということはないと見られています。つまり、2人がメインを張るこのキャスティングのドラマだと、“良いCM”が入るのは期待できなかったと言われています。

 ただ、『102回目のプロポーズ』のメインはFODでの配信ですからCMは関係ないですよね。唐田さんと伊藤さんが堂々とキャスティングされた裏には、そういった事情も絡んでいたと関係者の間では話されています」(前同)

 1度大きなスキャンダルが出てしまうと、復活が厳しい地上波テレビの世界。だが、『102回目のプロポーズ』はFOD配信後に地上波でも放送されるということなので、唐田と伊藤には厳しい声を吹き飛ばすような素晴らしい演技を見せてもらいたい。