■“Snow Manゲスト&スノスト共演”で『オオカミ少年』の視聴率向上
10月3日の『ハマダ歌謡祭★オオカミ少年』にはSnow Manの向井康二(31)と宮舘涼太(32)が出演。「マイク争奪ベストテン」や「勝ち抜けサビタイムアタック」などの企画に挑戦し、向井がVaundy(25)の『怪獣の花唄』を、宮舘が嵐の『One Love』を歌ってファンを喜ばせた。
「Aぇ!groupの佐野晶哉さん(23)もゲスト出演して盛り上げていましたが、向井さんと宮舘さんが出演したこと、同世代で切磋琢磨しているライバルのSixTONESとの“スノスト”が共演したことで視聴率が上昇したんでしょうね。危機が言われている『オオカミ少年』の視聴率を跳ね上げたわけで、業界内では“やはりSnow Manの持っている潜在視聴率は凄まじい”となっています。
そもそもですが、『オオカミ少年』はレギュラー放送が再開した当初、クイズがメインの番組でしたが、23年以降は『年の差ヒットバトル ハマダ歌謡祭』がメイン企画となり、24年2月からは番組タイトルも『ハマダ歌謡祭・オオカミ少年』に変更に。音楽バラエティにリニューアルしたんです。つまり、大きなテコ入れが入ったということ。
それでも苦戦が続いていたのですが、Snow Manメンバーの参戦で若年層の視聴率は同時間トップに――やはり、彼らの人気は突き抜けていますね」(前出の制作会社関係者)
STARTO ENTERTAINNMENT所属のグループでもトップクラスの人気を誇るSnow Man。冠番組『それSnow Manにやらせて下さい』(TBS系)も高いコア視聴率を誇る。
向井はドラマやバラエティに引っ張りだこ。タイで制作・放送されたBLドラマ『Dating Game〜口説いてもいいですか、ボス!?〜』で主演を務め、10月10日スタートの連続ドラマ『フェイクマミー』(TBS系)にもメインキャストとして起用されている。また、『芸能人が本気で考えた!ドッキリGP』(フジテレビ系)にレギュラー出演。向井扮するマッサマンは子どもたちから大人気だ。
宮舘は『ラヴィット!』や『黄金のワンスプーン!』(ともにTBS系)とバラエティ番組を中心に活躍しているが、10月3日にはメインキャストとして出演している映画『火喰鳥を、喰う』が公開されたほか、26年4月期にテレビ朝日の「オシドラサタデー」(土曜23時30分~)枠での主演話も浮上するなど、俳優業も増えつつある。
「向井さんと宮舘さんに限らず、Snow Manのメンバーは映画、ドラマ、バラエティ、CMにと引く手あまた。それだけ数字を持っているということで、テレビ各局がSnow Manを使いたい、と争奪戦が勃発するのも当然と言えるような存在になっていますよね」(前同)
デビューからもうすぐ6年――Snow Manは国民的グループへの道を着実に歩んでいるようだ。