■10月12日放送回ではtimelesz・篠塚大輝の登場が予告されているが…

 特に『鉄腕DASH』に出番が多いSTARTO社タレントでは、なにわ男子藤原丈一郎(29)の名が挙がる。彼は番組の伝統企画「米作り」に参加している。高橋恭平(25)や大橋和也(28)など他のなにわ男子メンバーも、頻度は少ないがさまざまな企画に登場している。

「新宿DASH」のコーナーには、timelesz松島聡 (27)やTravis Japan・松田元太(26)などが出演している。

 そのように多くの後輩タレントに支えられつつつも、TOKIOをメインとして続いてきた『鉄腕DASH』だったが、6月にTOKIOが解散したことで、ついに“TOKIOの番組”ではなくなってしまった。この時点で“今後どうなってしまうんだ”という声は多かったが、さらに今回、草間が番組に出演できなくなったことで、

《DASH観てるけど今後リチャの出演部分どうなるんやろ》
《DASH流石に存続厳しくなってきてそう》
《鉄腕DASHはなんか開拓のついでに呪いの封印解き放ったんか?》

 といった、番組の今後を危ぶむ声が多数寄せられることになっている。

「『DASH島』では、若くて体力のある森本さんと草間さんの2人が、城島茂さん(54)を支えつつ肉体労働を頑張っている感じでした。今後、『DASH島』での作業を森本さんだけで行なうのはキツいでしょうから、草間さんに代わるタレントを出す必要が出てくるはず。ですが、都心が舞台の『新宿DASH』と違い拘束時間の長い離島ロケのため、出演者のスケジュールの確保が難しいとも言われています」(前出のワイドショー関係者)

 視聴者からは、すでに『鉄腕DASH』に出演しているなにわ男子の面々や、10月12日放送の「新宿DASH」に登場するtimelesz・篠塚大輝(23)の本格参戦に期待する向きもある。特に篠塚は、オーディション企画『タイプロ』を経て今年2月にtimeleszに加入したばかりのため、“スケジュールに都合がつきやすいのでは”という声も。

 ただし、篠塚には“ジュニアを経由せず外部から加入した”という理由から厳しい目を向けるファンも多い。『鉄腕DASH』では、8月3日放送回のラストで篠塚の初出演が「近日放送」と告知されたが、その際にも厳しい声が多く寄せられていた。

 そして、10月12日に前述の篠塚の出演回が放送されることになったわけだが、草間の不祥事後ということもあり、

《DASHどうなるんだろね篠塚にポジション奪われる前に戻ってきてほしい》
《来週のDASHに篠塚出るんなら見るのやめとこうかな…1時間見れる気がしない》
《このタイミングで篠塚出すとは、鉄腕DASH…そりゃないよ》

 などと、やはり篠塚に対する風当たりは強い。

「timeleszに加入してまだほどない篠塚さんには大きな伸びしろがあるとも言えるのでしょうが、一部の視聴者、ファンからは厳しい目で見られている、受け入れられていない状況にあるということですよね。

 そんな『鉄腕DASH』は、テレビ界が重視している若年層の数字であるコア視聴率(13~49歳の個人視聴率)が取れる番組だったのですが、最近では裏番組の『千鳥の鬼レンチャン』(フジテレビ系)に猛追されていて、おされている感も……。そういう意味でも、番組に余裕はないでしょうね」(前同)

 10月5日放送の『鉄腕DASH』のコア視聴率は4.8%(関東地区/ビデオリサーチ調べ)。同日の同時間帯、フジテレビでは3時間SP『FNS鬼レンチャン歌謡祭』が放送され、コア視聴率は4.7%だった。

「国分さんと草間さん、短期間でレギュラー出演者2人の離脱に加えて、裏番組の台頭……『鉄腕DASH』は、いよいよ本当の正念場を迎えている、と言えそうです」(同)

『鉄腕DASH』には年単位での長期プロジェクトもある。国分の降板で過去映像が使えなくなるという懸念の声もあったが、草間の不祥事により、番組制作はさらに大変なことになるのは間違いないだろう。