俳優の竹内涼真(32)と夏帆(34)がダブル主演を務めるTBS系火曜ドラマ『じゃあ、あんたが作ってみろよ』(『じゃあつく』)の第1話が10月6日、放送された。竹内にとって『六本木クラス』(テレビ朝日系/2022年7月期)以来3年ぶりの地上波連続ドラマの主演作となるが、初回から振り切った“超ウザクズ男”を好演。大きな注目を集めた。

【以下、『じゃあつく』ネタバレを含みます】

『じゃあつく』は、谷口菜津子氏による発行部数のべ40万部の同名大ヒット漫画(ぶんか社)が原作。恋人のために手の込んだ料理を作り、恋人ファーストな彼女を演じていた山岸鮎美(夏帆)と、「料理は女が作って当たり前!」と思っている亭主関白思考な海老原勝男(竹内)の別れから始まる、後悔と挑戦のロマンスコメディ。

「『じゃあつく』は、放送前から主演俳優のキャスティングを巡って注目されていたドラマでもありました。『週刊文春』(文藝春秋、6月26日号)では、当初『じゃあつく』主演には吉沢亮さん(31)がキャスティングされていたこと、彼が年末に泥酔して自宅マンションの隣室に不法侵入するトラブルを起こして、それを反省してオファーを断ったなどと報じられていました。

 吉沢さんサイドが出演を辞退したのは泥酔トラブルが要因なのかは定かではないようですが、『じゃあ、あんたが作ってみろよ』主演のオファーがあったことは確かなようです」(女性誌編集者)

 原作読者の間では、吉沢がコメディを得意とする俳優であることから“吉沢亮で実写化して欲しかった”という声も多く、

《吉沢亮の勝男も見てみたかったな〜》
《吉沢亮出演予定だったんだ………絶対勝男だったじゃん……見たかった、、》

 放送前にはそうした声も出ていたが――、

「いざ放送されると、竹内さんの演技が大絶賛されているんです。竹内さん演じる勝男は、視聴者からすると顔以外好きになれる要素が何一つないとんでもない“クズ男”なんですが、竹内さんはそれを絶妙に演じています」(前同)

 勝男は同棲中の彼女・鮎美(夏帆)の作る筑前煮が大好きだが、鮎美の手料理を食べて「しいて言うなら、おかずが茶色すぎるかな」と自称“アドバイス”をしたり、ピクニックで鮎美の手作り弁当を褒める際にも「手作りって言って、ほとんど冷凍食品の弁当あるでしょ。あの手抜き。あれは手作り弁当じゃない。解凍弁当」と言い放つなど、かなり偏った考え方をしている人物。