■「男が朝から料理するわけない」「彼女が料理を作ってくれないんだな」――問題発言連発
さらに勝男(竹内)は恋人の鮎美(夏帆)だけでなく、料理好きな同僚に「(自作の弁当を見て)彼女が料理を作ってくれないんだな」「男が朝から料理するわけないだろ」と言ったり、自分で料理したこともないのに「めんつゆで料理は邪道じゃない? 手抜きでしょ」と言い放ったり。
さらに、インスタント味噌汁をバカにしたり、昼にベーグルを食べる女子社員に「弁当くらい作れ」と呆れたりと、日常的に問題発言を連発。合コンでは料理をしない女子にケチをつけるだけでなく、自分のすぐ近くに置かれたサラダを女子に取り分けるようにお願いして、場の空気を悪くする始末だった。
それらを、絶妙にイラッとさせる表情で演じる竹内に、視聴者は沸騰。
《竹内涼真、なんか今まで結構まともな役多いイメージだったからこんなウザい役もできるの良い役者になったな…》
《すごい、竹内涼真の演技が凄すぎて、好感度捨てたのかな?って思うぐらいイラつくこりゃぁこの世の男性陣全員見た方がいいドラマかも。今の時代に最高のドラマやん》
《このドラマ見てる人の感想が竹内涼真の顔をもってしてもこの男は無理だ…って言われまくってるの草》
《竹内涼真よくこの役引き受けたなっていうぐらいぴったりなノンデリ男でウケる(シンプル悪口)》
《元々配役吉沢亮だったぽいけど竹内涼真の方がハマり役な気がする》
《竹内涼真がTLでここまでボロクソ言われてる光景はじめて観たかも。でもここ最近の役で一番ハマってると思う》
といった、竹内のハマり具合を絶賛する声が多く寄せられている。
また、初回では勝男が鮎美と破局後、人生で初めて自炊したことで料理があまりに難しく手間のかかる作業だったことを思い知って同僚に謝罪したり、鮎美が作っていた筑前煮が冷蔵庫に残っていたのを見て「鮎美、ごめん。俺、変わりたい」と、部屋で一人涙を流すなど、改心する姿も見せたことから、
《竹内涼真さんの間の取り方と顔芸が最高! ウザいけど変わろうとしてるのを見ていつの間にか応援しながらドラマの中に引き込まれてしまう》
《こんな男イヤーー!なのに、後半勝男を応援してしまっている私がいた笑》
《竹内涼真の役基本イラつくけどたまにかわいいところがあって憎めない》
など、一転“憎めないところもある”という声も寄せられることになった――。
「今回『じゃあつく』で勝男を演じている竹内さんは、木村拓哉さん(52)主演の『Believe-君にかける橋-』(テレビ朝日系/24年4月期)で“脱獄した主人公を追い詰める刑事”を熱演した際には、劇中で“呪いの笑顔”と評される不気味な笑みや、緩急をつけたセリフ回しが話題になりました。
『じゃあつく』でも、やはり表情の演技やセリフの言い回しが絶妙。クズ男でありながら、憎み切れない感じをとても上手に表現しています。シナリオも“誇張されてるけど自分もこういうところがあるかも……”と共感を呼んでいて好評ですし、同作が竹内さんの新たな代表作になる可能性はありそうです」(前出の女性誌編集者)
『じゃあつく』では、竹内がスーツ姿やトレンチコート姿など、185センチの高身長が際立つ服装で登場するシーンも多い。その麗しいビジュアルも含めて、今期の大注目作となりそうだ。